Slack でワークショップの後も密

今日は言語処理学会年次大会ワークショップの日。本日も在宅勤務。

今年は文章の評価と品質推定というワークショップの共同オーガナイザを務めさせてもらっているので、そのお仕事。といってもこのワークショップ、@katsuhitosudoh さんからお声がけいただき、仕事の9割は @katsuhitosudoh さんがやってらっしゃるので、本会議の実行委員長業務もこなしながら(かつ筆頭著者として発表もされながら)ワークショップもされていて、実は身体が3つあるのでは?と思ったりしている。(自分は体が一つしかないが、仕事をしている時間より家事・育児をしている時間の方が長いので、実は仕事をしている自分の方が影武者かもしれない)

ワークショップ自体は招待講演とポスター発表、グループディスカッション、全体ディスカッションを交えたもので、100人を超える参加者があって開催してよかったと思う(国際会議のワークショップでも、この人数を超えるようなワークショップは CoNLL とか本会議扱いのワークショップ級である)。言語処理学会の特徴でもあるが、自然言語処理の(工学的な)立場から参加する人と、それぞれの技術を利用する分野の立場から参加する人とがいる学際的な環境になっているので、うまく発展できるといいなと思っている(言うは易く行うは難し)。

ワークショップがきっかけとなって野良 Slack が立ち上がったが、こういう分野横断の Slack があるのは現代的でおもしろい。これまでだと分野を跨いだような活動に関するメディアだとメーリングリストが使われることが多かったと思うが、ストック型のメディアではなくフロー型のメディアが使われることで、何かコミュニケーションに違いが出たりするのかなと思って興味深い。