100人を超える卒研発表会

下の子は相変わらず下痢が止まらず病児保育であるが、今週いっぱいは自分も学部・大学院教務関係の諸々があるので倒れるわけにはいかない。

というわけで午前中は情報通信システムコースの実験運営委員会(オンライン)。今年度はもう情報通信システムコースの実験運営委員会は開催されないだろうし、来年度ももう情報通信システムコースの学生は片手で数えるくらいしか残っていない(正規の年限の学生はこの3月で卒業)ので、これが情報通信システムコースとして最後の実験運営委員会かもしれない。

昼からは情報通信システムコースの特別研究(学部生の卒業研究)発表会。今年は(ほとんどどこもそうせざるを得ないだろうが)オンラインでの開催で、Zoom のブレイクアウトルームを使って実施。オンラインだとポスターでもあまり QA が盛り上がらない可能性があるので、横山先生のアイデアで教員をランダムに「指定討論者」として事前に指名してあって、QA の時間の前半は少なくとも2名の教員から QA を受ける、という形。

ブレイクアウトルームを20個近く開設して、情報科学科・電子情報システム工学科の B3 学生も参加して総勢100人を超える参加で安定して動くのか少し心配であったが、杞憂だった。最初少し(事前にアップデートしておいてねと告知しておいたにもかかわらず)Zoom 古いままで入れなかったりした学生がいたと聞いたが、それ以外は特に問題なくスムーズに実施できた。自分のいる部屋以外の様子は(その部屋に誰がいるか以外の情報が)分からないのがネックであるが、それ以外は対面でやるのと特に変わらないような気がした。

特別研究発表会のあとは臨時のコース会議。もう旧組織のコース会議も教務関係の審議事項・報告事項がほとんどで(それ以外の案件は新組織における学科会議になる)、それも今年度でほぼ終わりになり、来年度以降は情報通信システムコースの学生が全員いなくなったら完全にクローズになる。情報通信システムコースの学部教務委員も今年度が2年目で任期も終わりで、来年度は引き継ぐことになるのだが、あと2年くらいはまだ学生が残ってそうなので、ちょうどいいタイミングなのかもしれない。

ちなみに今情報通信システムコースを休学すると復学しても情報通信システムコースに復学するのだが、情報通信システムコースを退学すると、再入学するときは情報通信システムコースに戻ることはできず、情報科学科または電子情報システム工学科のどちらかを選んで再入学することになるようだ。本学は休学しても在籍可能期間は延びず、入学してから8年で在籍期間は終了なので、2017年に情報通信システムコースに入学した学生は最長で2025年まで在籍している可能性があるが、2025年になったら完全にゼロになっているようである(2018年に学部再編されているので、2018年以降の学生は情報通信システムコースではない)。