校風のような違いが見えてくる

今日は朝から拡大学部教務委員会のため Zoom で出席。9月の委員会の日程を決めたが、今年度は基本的に全て Zoom でやるらしい。ありがたい。

午前中から午後にかけては研究室のグループミーティング。それぞれ1.5時間ほど。午前中は機械翻訳グループ、午後は基礎解析グループ。最近は知識グラフ関係の研究をしたいという問い合わせが(主に留学生から)多く、便宜上基礎解析グループに入ってもらっているが、知識グラフは基礎解析なのかどうかよく分からない。

夕方は津田塾の自然言語処理の授業。都立大での自然言語処理の授業と大体同じテーマを大体同じペースでやっているのだが、課題の回答の傾向が全然違うのが興味深い。どちらもとてもよくできる学生がいるのは同じだが、平均的に見てみると、津田塾の学生は質問の意図は理解して全体的に埋めてくるがそれぞれの要素の記述は深くないのに対し、都立大の学生は個々の要素は詳しく書くのだがそれぞれの関係性の記述が乏しい。どちらがいい悪いというものではなく、それぞれの学生で、伸ばすべきところが違うんだろうなと思う。