コメントと評価に時間かかってる

金曜日は5月の連休以降は特に予定のない日になったので、時間のかかるような仕事ができるので、良いことである。

とはいえ午前中は大学院の授業の課題の採点とコメントをしていたら2時間が溶けてしまった。受講生が(例年は30人台なのに)今年はなぜか50人いて、1人の課題に1分かかるだけでも1時間弱なのだが、結局1人の課題に2分かかっても2時間という訳である。これ、毎週課題を出そうと思っているのだが、毎週課題の採点だけで2時間取られるのはかなり厳しい。自分的には週1時間は許容範囲なのだが、隔週で課題を出したら週あたり1時間になるので、ちょうどいいくらいだったのか(津田塾の非常勤の方は、課題は隔週にしていたのを思い出した)。

昼過ぎは受験希望者と Google Meet でオンラインミーティング。本当はオンラインでなく直接会えればいいのだが、今年は仕方ない。

今年は受験希望者の選抜のやり方を変え、既卒生または卒論を既に書いている人はまず卒論を出してもらい、そこで論文がちゃんと書けてそうなら研究計画書を出してもらい、研究計画書に基づいて受験の可否を判断する、というスタイルにしている。これまでは卒論は送ってもらっておらず、直接研究計画書を出してもらっていたのが、一段階増やした勘定である。

こうした理由としては、そもそも論文の書き方を身に付けていない人は研究計画書を書いても意味がなく、お互い研究計画書を出してもらうエネルギーを使うのは無駄だということが分かったので、卒論を見てダメな人はそこでお断りの連絡を入れる(研究計画書を書いてくれてもいいが、少なくとも博士前期課程の出願は認めず、研究生として受け入れるための判断に使う)、ということにしたのである。一方、内部生は研究計画書は重視していないので、あまり内部生を優遇するのもな、と思うので、外部生でも基礎勉強会に参加する人については研究計画書で厳しく判断しないつもりである(内部生は、研究についてはメンターと相談できるわけで、その点メンターもいないで研究計画書を書かないといけない外部生には酷だし)。

今年は新型コロナウイルスの影響で夏季入試の出願が少ないかもしれないし、先が読みにくいなぁ。

午後は奨学金の推薦書を書いたり研究計画書にコメントを入れたり。出勤するタイミングでひたすら紙でないといけない仕事を片付けられるよう準備しているのだが、家にいると紙ベースの仕事をやる気のりがしないのが問題。

上の子のお迎えに保育園に行こうとしたら、自転車がないのでものすごく焦る。盗まれたと思って近所を探したり、カバーされている保険はあるか、保険を使うなら警察に電話しないといけないか、そもそも自転車はともかく車でもいいからお迎えに行かないといけない、とかぐるぐる考えていたら、朝に保育園から帰ってくるときにコンビニに寄って、そのまま歩いて帰ってきたっぽいことに思い至り、コンビニに行ったら自転車があったので安堵。そもそもコンビニから帰るときに自転車に乗ってきたことを忘れていて、かつお迎えのタイミングで朝に自転車でコンビニに行ったことも忘れていたので、記憶力が本当にやばい。