パソコンを片手で持ってインタビュー

育児関係休暇から復帰して2日目。来年度の大学案内で、システムデザイン学部の代表として扉を飾る仕事を引き受けたのだが、インタビューに提示された2週間の日程が完全に育児に関する休暇ともろかぶりで、本来は日野で受けるはずだったのだが、南大沢で受けることになったのである。

インタビュー自体は事前に A4 で2-3ページほどアンケートがあったのに詳細に記入したので、特に改めて述べることはなかったのだが、むしろ東大の話を結構聞かれた(記事を書くのは外部のライターさん)。これ、都立大の大学案内なのだけど……。あと、写真を撮影する、というので「ノートパソコンを手に持って、使っているふうなポーズを取ってください」と言われたのだが、タブレットならまだしも、立ったままノートパソコンを左手で持って右手で操作する、ということをしている人は相当なレアケース(電車の中でときどき見かけるが)だし、そういうことをしている情報科学科の教員がいる学部だと思われるのはマイナスイメージではなかろうか?(ノートパソコンを使っていないポーズも撮影したので、そちらを使っていただければいいのだが)

お昼は顧問をしている学生団体関係の書類に印鑑を押す作業。今回だけの話ではないのだが、なぜか学生はこういう書類に未記入で印鑑だけをもらいに来ることが多く(自分の感覚では1/3くらいの学生が、未記入で持ってくる)、さすがにそれはまずいのでは、と印鑑を押すときに最低限記入させたりしている(今回は、事前に内容をメールで教えてもらっていて、白紙委任ではないので、次は記入してから持ってきてね、と口頭で伝えただけだが)。首都大生の特徴なのか、あるいは世代的なものか、あるいは学生はそもそもそういうものなのか、よく分からないが……。

アルゴリズムの授業、今日はチューリングマシンの話をしたのだが、抽象的な話が多くて話すのが難しい。具体例があるようなトピックは、できるだけ「この技術・理論は、実生活のこういうところで使われている」というような話をするようにしているのだが(あるいは、動画を見せたりとか)、チューリングマシンは何と説明すればいいのだろうか?

午後は日野に戻ってきて M1 の進捗報告を聞く。2週間ぶり(つまり3週間ぶん)なので、聞くことが色々あってちょっと長引く。復帰後1-2週間は仕方ないと思うのだが、出勤している時間が貴重なので難しい。