教科書を最新版に取り替える

朝1時間ほど国際会議の査読。もう本当に終わらない戦い。

午前中は放送大学の「自然言語処理」の2019年版をみんなで読む。木曜日と月曜日は論文紹介の時間にしたのだが、アナウンスして割り当ててすぐは難しいだろうし、基礎知識のないまま論文紹介を聞いても新入生はちんぷんかんぷんだろうから、まず4月は自然言語処理の教科書を読もう、ということになったのである。この本、ニューラル以前の教科書としては決定版だったかと思うのだが、今年改訂されてニューラル以後の話も入ったので、それならみんなで読んでもいいかなという判断である。

自然言語処理 (放送大学教材)

自然言語処理 (放送大学教材)

最初は文字コードの話から入っているところが特徴的だが、これはプラクティカルでいい話。むしろこういう話があまり自然言語処理の教科書にないのが気になる。実際にプログラミングするときは日本語処理ではまずつまずくところなので……。

昼休みにコース会議。新任教員の顔合わせがメイン。

午後はメール処理しつつ研究相談に乗ったり、サーバ管理を少ししたあと、基礎教育部会(学部教務委員)のお仕事。今年度も学科会議と重なっているが、基礎教育部会が隔月開催になったのと、そもそも全学の教務委員会に出なくていいので、2/3くらいの学科会議には出ることができるので、かなりストレスが低減された。昨年度は本当にひどかった。