現実に使う理論の定式化

午前中は B3 の情報理論の授業。最近計算ミスが多いので、(元からだが)自分のことが信用できない。

お昼から受験希望者の見学。といっても今年の夏季入試ではなく、もっとも早くて来年の夏季入試なので、ゆったり話したりする。そもそもさ来年なんて、自分がどこで何をしているかも分からないし、受験を許可する TOEIC の要件も毎年100点ずつ上がっているので、このまま増加すれば来年は TOEIC 900点、さ来年は TOEIC 1000点を要求しそうだし(冗談である)。

色々思うに、自分は工学的な興味より理学的な興味の方が強いということを自覚する。ただ、工学的に意味がある範囲で理学的な興味を追求したいのである。大学院で自然言語処理の専攻に進学するとき、世の中にあまたある言語理論で、現実のデータと整合性のある理論の研究をしたいと思って自然言語処理の門を叩いたので、目の前の問題を解決できるような方法論に則って、その中でおもしろい知見を見つけていきたいのである。