研究のアウトラインをまず決める

朝起きてひたすら会計書類の作成。Excel の書類をひたすら作って2時間。朝のプライムタイムを使う必要があるのかどうかはなはだ疑問だが、他人に影響があるものなので仕方ない。

午前中は日野キャンパスにて学部教務委員長業務(学部教務委員会の事前打ち合わせ)。大学院教務委員長をしたときもこういう打ち合わせやら委員会原案の作成やらいろいろあって予想以上に時間を取られたが、今年度も同じである。

お昼は南大沢キャンパスに移動して研究に関するランチミーティング。A* というシンガポールの研究機関の方とのミーティングだったが、研究に関するコメントをほしいというので話を聞いてコメントをしたりする。Microsoft Research にいたときいろんな人が研究所の外からきて、1:1 ミーティングを設定してもらったりできたのだが、ああいうように行ったり来たりするような文化があるのは(博士後期課程の学生にとっては)とても大事だなぁ。名大の佐藤先生がおっしゃっていたのがよく分かる。自分もこういうときに適切なアドバイスができるような能力を磨かないと。

午後は日野キャンパスに戻って進捗報告を聞く。実験結果の報告を聞いて議論するのが一番楽しい時間だが、サーベイの内容を聞くのもおもしろい。今年は科研費を申請する年なので、何について書くのかをそろそろ考えないとなと思っていて、どういう論文があるのかを教えてもらったりしているのである。(企業と共同研究ができそうなテーマは企業と共同研究すればいいので、大学では科研費のような自分の趣味で研究できる予算でないとできないことをしたい)

夕方は学振の申請書に書く研究計画についての相談。まだ何を書くのかが固まっていないので、それなりに時間をとって議論をする必要があったので、帰る道の途中だったがいろいろと話したりする。この時期を楽しいと思うか苦しいと思うかは人それぞれだが、楽しめる人はそれだけで研究の才能(適性)があるんじゃないかな。