来てほしい人はどういう人か知る

午前中は国語研に行ってミーティング。何やらラウンジとかいう新しい部屋ができていて、自販機コーナーが移動していた(確かにこっちの方がいいと思うけど)。この共同研究、分担者自身が手を動かす前提になっているので、ほぼエフォートが割けない自分はかなり厳しい。そもそもミーティングに参加する時間だけでほとんどエフォートがなくなってしまう。「ギガがない!」ってこんな状況だろうか(汗)

夕方は研究相談に乗る。「この人はこれで大丈夫」「この人はこれだとマズい」という予測は経験上かなり当たるのだが、大丈夫なのに妙に焦ったり不安になったりして大丈夫じゃなくなっていくケースもあるし、大丈夫じゃなさそうなことは分かるのだがどうやったら大丈夫になるのかよく分からないケースもある。根本的には後者のケースは本人と周りの研究的な相性の悪さに起因すると思っているが、相性が悪い原因もよく分からないこともある(分かってもどうしようもないこともある)ので、何とも言えない。どちらも教員的になんとかフォローできればいいのだが、どうするのがいいのだろうか……。

研究室できて5年経ち、研究室の中で何を学ぶか、そして研究室を出たらどういう能力が身に付いているか、ということは割と明確になったのだが、研究室にはこういう人に来てほしい、というメッセージをちゃんと発信していなかった気がするので、来年度以降はしっかり「こういう人に来てほしい」ということを明らかにしていきたい。あまり希望する側には関係ないことかもしれないが、自分の指針として「こういう学生に来てほしい、こういう学生には来てほしくない」という基準を決めておくことが必要だと思ったのである(そうでないと、迷ってしまって時間を使ってしまうし、体調や気分でもブレてしまうので)。