添削を3本同時に見られない

朝5時から NL 研(情報処理学会自然言語処理研究会)の原稿の添削。いろいろ考えるに、この学生数ではこれまでのやり方では維持できないのではないか、という気がしている。少なくとも大学院から来て2年で出ていく人に、3年間いる人と同じだけのエフォートを割くのは不可能(B4からM2までの3年いてくれるなら最後の年は還元してくれることの方が多いだろうが、2年しかいないとなると研究室からの持ち出しで終わってしまう)、というか……。

出勤してもメール処理と NL 研の添削。同時にしっかり添削できるのは2本が限界で、3本あると1本追いつかない。これから逆算すると、しっかり面倒を見られるという意味で受け入れ可能な学生数(研究室1年目と2年目の人の総和、3年目以降の人や D の人は大丈夫)は10人がいいところな気がする。毎年 B4 が4人来て、3-4人が進学するとなると、外部から受け入れられる人数は2-3人じゃないかなぁ(手がかからない人は受け入れ可能だが、手がかからない人はそもそも他所に行くし、かつ手がかからない人は特に面倒を見てくれる研究室で受け入れなくてよいとも思うので、痛し痒しではあるのだが)。

午後は大学院の公開期末評価のコメントの入力。博士前期課程と後期課程の主査と副査を合わせると30人ぶん以上入れないといけないので、1人に数分だとしても軽く1〜2時間かかるのである。まとめて1回で入れられれば脳内の負荷が低くていいのだが、必ず公開期末評価サイトに登録していない学生が存在し、全部終えることができないという問題もあったり(汗)

夕方はサーバの HDD に関して業者の方から電話をもらう。2.5インチの HDD で構成しないといけないのだが、最近は普通の HDD を予備も含めてたくさん買って壊れる前提で運用する人もいる、みたいなお話を聞いたりする(最近こういうのにうといので、いろんな構成も含めてレクチャーしてくださって助かる)。エンタープライズ向けは値段が跳ね上がるので、確かにコストパフォーマンス的にはそれがよいような気がするのだが、うちのケースはメンテナンスにかかるコスト(主に教員の時間)がもっとも高いので、トラブル対応で数時間取られるなら、数万円は確実に払ったほうがペイするし、なんなら数十万でも払ったほうが安い……。