セクハラと言いたいわけじゃないけれど

午前中はパターン認識機械学習の授業の期末試験。2年目の担当なので、昨年度の経験を活用することができるが、結局半分くらい問題を入れ替えた。時間が足りないとは思わなかったが、今年は去年より時間の足りない人が多そうだった(1割くらいだが)。2年後は15コマやることになるので、もう少しレパートリーを増やしておきたい。

お昼はダイバーシティ推進室の企画で子育てに関する相談会に参加したりする。推進室の方と講師を除くと、教員1名、職員2名の参加だった(汗)しかしどうも講師の方々の考えが合わず(かなりの高齢で、かつ助産師の方々なので、仕方ないのだろうが)、子育ては女性がするもの、みたいなステレオタイプを持ってらして、これはもうこういう集まりには自分は参加しないな、と思ったりする。

首都大はダイバーシティ関係には先進的な取り組みをしているだけに、残念なことである。NHK E テレのすくすく子育てに出てらっしゃる大日向先生のような方には喜んで相談したいのだが、そうでないなら共働きの状況を理解してくださる方に講師に来てほしい。今回の相談会は、男性もどうぞ、と声がけがあったものの、女性の相談がメインっぽかったし、知り合いの前で「もう一人子どもは考えているの?作ろうとしている?」とか参加者が順番に根掘り葉掘り聞かれるのも、女性だけの集まりでそういう話題になるのと、男女両方いてそういう話題になるのは違うだろうし……。(しかし男性の参加も自分だけではなかったので、そもそも講師の方の性格がそうなのだろう)

午後は今年度最後の機械翻訳勉強会。授業期間は週1日1人(最大)30分進捗報告を聞くことにしているが、授業期間以外はあえて進捗報告は入れない(各自好きなことをしてほしい)ことにしているので、これで研究室の主な活動は終了である(学会の発表練習や、あるいは国際会議の投稿、そして1年間対外発表がない学生の進捗報告は別途)。今年度はいろいろやり方を変えてみたが、2-3月に振り返って来年度に向けてまた試行錯誤をスタートしたい。