2週間夏に開発ハッカソン

今週から妻が病棟実習で朝の5時起き、6時には家を出ているので、色々慣れるまで大変。

午前中、B3 の情報理論の授業の冒頭を使って Y! 社の方々に Hack U 2017 というイベントの案内をしてもらう。研究室からは実は Y! 社で4人が働いているので(大学院の卒業生12人中の4人なので、実に1/3)、OB 経由で連絡が来たのである。

どうも首都大のシステムデザイン学部に限っても、インダストリアルアートコースの学生はアプリ開発ウェブサービスの立ち上げにも積極的で、各種ハッカソン等にもガンガン参加しているようだが、情報通信システムコースの学生はこの点に関しては消極的で、ほとんど(インターンシップやアルバイトを含む)外部のイベントに参加しないようなので、きっかけがないからかなと思って、授業でもきっかけを提供している。外に出て行くことに積極的な学生もいないわけではないのだが、そういう学生は留年あるいは中退という道を選んだりすることが多いので、そもそも積極的な人は残念ながら現在のコースの雰囲気には合わないということなのだろうけど……(来年度の学部再編以降はこの点に関しては変わると期待している)

お昼をご一緒して色々お話しして、若手の育成という観点ではほぼ同じようなことを考えてらっしゃることも分かり、Y! 社は若手の育成という意味ではいい環境なのではないかなと思ったりする(以前の環境と変わっている気もする)。

今回の訪問ではないが、Twitter 経由で Yahoo! JAPAN研究所創設10周年記念論文集というものがあることを知り、どういう人がどういう研究をしているのかなということに興味がある人はざっくり見てみるとよい。

午後は南大沢に移動してオートマトンの授業でも Hack U の宣伝をしてもらう。B2/B3 の夏休みはこういうことをするのに一番いい時期だと思うので、各学年1チームでいいからこういうイベントに参加してもらいたいものである。(ACM ICPC でもいいのだけど、うちのコースはプログラミングコンテスト系に参加するような学生はハッカソンに参加する学生に輪をかけていない気がしている。ハッカソンはアートの学生と友人であれば、そこそこ話には効くと思うが、プログラミングコンテストはアートの学生は出ないだろうから……)。

ちなみに今回の Y! 社の Hack U は「update 夏休み」というスローガンらしいが、最近 Amazon プライムで「涼宮ハルヒの憂鬱」で「エンドレスエイト」を流していたので、いやいや、夏休みは……と思ったりする(初めて「ハルヒ」を見たのは NAIST にいたときだったと思うが、登場人物以外ほぼ全て内容を忘れていた)。

夕方はまた日野に戻ってきてカリキュラム委員会。今学期は火曜日の夕方の時間を固定で入られてしまっているので、月に1回自宅→日野→南大沢→日野→自宅の往復が発生するのである。移動と授業と委員会以外、何もできない(汗)