チョコレートスープといえば泥遊び

午前中、娘(3歳0ヶ月)が「はとぽっぽ公園に行きたい」と言うので自転車で公園に行く。いつも通り滑り台やブランコをするのかと思いきや、それらには目もくれず砂場で砂だんご作り。そういえば最近は保育園の連絡帳にも砂場でよく遊んでいる様子が描かれているが、砂場が好きなんだろうか? 

「くろいすな、出して」と言われて何かと思ったが、砂を掘って下の方の水分を含んでいて黒くなっている部分が団子を作りやすいようである(結局、他の子が水を汲んできて黒くなった砂を使わせてもらったが)。作った団子に砂(塩らしいが)をかけて出来上がり、なのだが、砂のかけ方が独特で、砂かけ婆のように周辺に砂をかけるので、砂の掛け方の手本を見せてみたりする。自分は幼稚園くらいの頃は泥団子を作るのが好きだった記憶があるのだが、砂団子と泥団子は似て非なるもので、泥団子の作り方を教えるべきかどうか迷って結局教えなかった(やってみて、つまらないと思われたら嫌だし)。もう少し試行錯誤できるようになってから教えてみたい。

セブンイレブンで飲み物を買って一休みしたあとは、公園の水飲み場で泥遊び。泥遊びは親にとってはあまり嬉しくないが、子どもは好きそうだと思うし、まあ楽しくやっているのでいいのかなと思ったりする。ちなみに何を作っているのか聞いたら「カレースープ」だそうで(これまで「なんのお料理作っているの?」にも「お料理作っているの!」と答えにならない答えが多かった)、食べられそうなものを作っている。スープを「あむあむ、おいしいね」と食べてあげると「こっちのご飯と一緒に食べて!」と指示される。色々ルールがあるらしい。いつか「何作ってるの?」と聞いたら「チョコレートみそ汁!」と答えていたが、それはかなり斬新……。

帰宅してから昼寝。外で2時間以上遊ぶと、自分も昼寝しないと体が持たない。

EMNLP(自然言語処理の難関国際会議)の rebuttal(author response とも呼ばれる、査読者と著者のやりとり)が始まったようだ。今回投稿していた学生は2名で、clear accept でも clear reject でもないのだが、査読のコメントは確かにそうだなというようなコメントで、考えさせられる。これくらいの数だと、投稿するときも反論するときも余裕を持って対応できて、ちょうどいいと思う(今回は rebuttal もそれなりに期間がある)。

今年の ACL に9本投稿して rebuttal を9本対応したのは本当に大変で、もうあんなに投稿することはないぞ、と決意する。そもそも rebuttal があるのはトップカンファレンス群のみなので、そんなにトップカンファレンスにばかり投稿するのではなく、勝算があるものを選んで投稿し、そうでないものはそれぞれ妥当なレベルの国際会議・ワークショップに出す(あるいは出さない)、ということであるが。これまで、自分では(その国際会議・ワークショップで査読する立場だったら)2をつけないというレベルで投稿を許可していたが、自分が査読者なら4をつけるというレベルで投稿を許可する(ダメそうなら投稿先を変える、または断念する)、ということである。