新人は多士済々で期待大

午前中はメール処理。今学期は月水金は午前中に特に用事がないので比較的楽に感じるが、そう思うようになったのもゴールデンウィーク明けからで、4月はつらかった記憶しかない。しして今も娘が体調不良(嘔吐)で保育園を休んでおり、全然普通に働けていない……。

昼から研究会。M1 の新入生と研究生合わせて5人の自己紹介。みなさんそれぞれに歴史があり、聞いているとおもしろい。初めての大学院生を迎えたときはこのタイミングで取り組みたい研究テーマを言ってもらったりしていたのだが、最初の半年を過ぎてみないと自然言語処理の研究テーマもほとんどわからないし、言ってもらう意味があまりないと思ったので、今は B4 の学生にだけ研究テーマを宣言してもらっている(B4 の学生は自分で研究テーマを探すフェーズがなく、研究室の大学院生が提示したテーマから選ぶだけなので)。

休み時間に B4 全員と面談。全員うちの大学院入試を受けるようだが、全員うちの研究室で受け入れられるとは限らないのが今年の悩みどころ。次の研究室公開からは配属希望者に「筆記試験免除にならなかったら、うちの研究室で上がれることは保証しませんよ」とちゃんと伝えておかないといけない。(筆記試験免除にならない成績で入ってくる学生には酷だが、分かって入ってきてもらわないとお互い不幸なので……)

論文紹介ではまた COLING 2016 の論文を紹介してもらうが、これは新入生は知らないかな?と思っていろいろ解説していたら、大半は基礎勉強会で一度出てきた内容だったようで、基礎勉強会が優秀であるという結論に至る。しかしうちの基礎勉強会は英語で書かれた本の輪読およびコンピュータサイエンス離散数学とかアルゴリズムとかオートマトンとか)の基礎に関する勉強会がない(なくなった)ので、手薄な感じが否めない。

帰る前に文科省関係の書類を片付ける。これ関係の仕事、来ると常に最優先のところを陣取るので、正直しんどい……。