やらせているかどうかはすぐ分かる

午前6時から2時間ほど、学内の委員のお仕事。Excel が友だちなわけだが、このお仕事も今年度で終わりであると信じたい。

午前中は大学院教務委員会に関する職員の方との打ち合わせ(委員長業務)。これも、来年度は委員長を外れてヒラ委員に戻り、今年度で終わりであると信じたい。

お昼休みは大学院教務委員として、大学院の非常勤講師をお願いしている方にご挨拶と、情報セキュリティ教育に関するご意見を頂戴する。セキュアプログラミングに関する演習が学部生向けにあるといい、というお話は、なるほどなぁ、と思ったりするが、どの段階で入れるのか、結構難しい気もする。大学院のプロジェクトベースの課題であればいい気もするが、大学院でみっちりコースワークをするように変更するのはカリキュラムポリシーの変更になるだろうし、学部でやるのが妥当だろうが……。この非常勤先との連絡・調整も、今年度で終わりであると信じたい。

昼からは B3 の研究室インターンシップ生たちと、対話勉強会。自分としてはこの勉強会は割とおもしろいのだが、回数があまり今年度は取れなかったのが心残り。直前まで方針を決めなかったのがよくなかったか……。

午後は企業の方々とミーティング。これまでも何度かいらしていた企業の方なので、いつも通り最大で3名程度かと思っていたらなんと6名で、居室の椅子が足りなくなって難儀する。そんな人数で来ると聞いていたら、会議室を予約していたのだが(汗)しかしこちらの居室の大きさはご存知のはずで、人数が増えるなら連絡してほしかったようにも思う。ちなみに、ミーティング自体は、参加者全員から活気ある質問が出て、非常に有意義なものであった。これだけの人数が(新入社員の方も含めて)こんなにディスカッションできるというのはすごいことで、がんばっている企業だなと思う。

夕方はニューヨークからご来客あり、研究室でトークをしていただく。これからしばらく日本各地の研究室行脚をされるらしいが、光栄ある第一号研究室として、うちに来てくださったとのこと。大学にいると、なかなか企業でされている研究開発内容を直接聞ける機会がないので、興味ありそうな学部2年生に声をかけておいたら来てくれたので、その意味でもありがたい機会であった。

終了後、有志(10人ちょっと)で懇親会に突入したが、うちの学生が研究テーマ等を説明するのに「修士の学生でこんなに説明できるのは偉い。話を聞いたら、自分で考えて研究しているのか、それとも言われて研究しているのかはすぐ分かるし、みんな自分で研究している」と褒めてくださったのは嬉しかった。ちなみに1/3くらいは修士の学生ですらなく、学部生です、と付け加えておいた(笑)

自分はそもそも学生に天下り的に研究をやらせるという発想がないので、全員自分たちで考えて研究している(先輩とディスカッションしながら、というのはある)、というのはアピールしてもいいポイントかな〜と思ったりする。まあ、そういうのを求めていない(特に研究をやりたいわけではないので、全部指示してほしい)という人にはしんどい研究室だと思うので、そういう人は他の研究室に行ったほうがいいよな……。