国語研 CSJ の思い出と

午前中、娘と過ごす。遠くに行きたいのかと思いきや、そうでもないようで、近場の公園で過ごす。

娘が寝ている間、そろそろ用意しなきゃ、と思って第8回入力メソッドワークショップ参加登録サイトを作る。自分が東京に来てから京都と東京の隔年開催にしていて、今年は東京開催の番なのだが、[twitter:@tkng] さんがスマートニュースを会場に提供してくださるそうで、懇親会も含めてお任せする予定である。ちょっと最近はいろいろ手一杯で、こういうサイトも1ヶ月は前に作れたはずなのだが、今日になってようやく作ったし……。

12月は第3回自然言語処理シンポジウムも担当幹事として準備しているが、こちらもいろいろ確認したり準備したりする時間が正直厳しい。結局のところ仕事時間のうち学会活動に使おうと思う時間が限られていて、なかなか時間を回せないというだけだが、もっとカジュアルにメールするような性格にならないと回らない、ということだろう。

教授クラスの方々も、ものすごくリスポンスが早い(その代わり返事は数行や1行のことも多い)方と、逆に全然お返事をいただけない(その代わり返事がもらえるときはたくさん書かれている)方と両方いらっしゃる。自分はどちらかというと後者で、数年前まで「すごく早いけどなんでこんなに簡素なんだろうか?」あるいは「なんでこんなに返事がもらえないのだろうか?」と思ったりしていたものだが、今となってはどちらの方々の気持ちもよく分かり、メールをさばこうと思えば意志決定を即断即決にするしかないし、返事も短くして一旦送ったら何があったかは脳内から削除する(重要なことなら再度メールが来る)という運用になるということで、メールするならちゃんと書かないと、という考えを捨てるしかない……。

自分は性格的になかなか短く書くことができないのだが、ここは修行だと思って、今後は短いけどすぐメールを返す、という仕事の仕方に慣れていきたいと思う。(いますでに溜まってしまっているものをどうするか、という別の問題はあるが……)

午後は国語研に移動して、日本語話し言葉コーパス・日本語書き言葉コーパスの関係者の同窓会に出席する。実はプログラムの最初(研究会)から参加できるかと思いきや、最近娘のイヤイヤが激しく、すんなり行かせてもらえなかったので、1時間弱遅れてしまって自分の出番(日本語話し言葉コーパスの最終盤の作業に自分が XML プログラマとして参戦した、という話)に間に合わなかったのだが(汗)

プログラムの後半は国語研の中の通称「スタバ」と呼ばれているらしい談話室で懇親会。お会いできない方々も多かったが、懐かしい方々とお会いできてよかった。実はこれらのコーパス作成の立役者である前川先生を囲んでお祝いする会だったそうで、依頼されて5分間のスピーチをしたりする。国語研は60歳が定年だったというのを初めて知ったが、自分はあと20年後になにをしているのだろう(これから20年間、どういう人生を歩んでいるのだろう)。

今回はお子さんを連れて参加された方も多く、自分も20年後には娘が20歳を超えているし、娘と仕事の話をしたりできているといいなと思う。自分は小学生時代、親から職場の話を聞いたり昔の話を聞いたりするのが好きだった。中高生になると、学校で先輩や同期、後輩と話すようになったし、家の中でも兄弟と話すようになって、親と話すことはほとんどなくなってしまったけど、うちもそうなるかもなぁー(男の子と女の子で違うかもしれないけど)。