Tips を共有するのいいのかも

午前中、NLP-DL(自然言語処理と深層学習)勉強会にはいつも現地参加できないので、ウェブ参加させてもらう。今回はいつも現地参加している学生も共同研究ミーティングのために参加できないので、研究室のプロジェクターに映してみんなで見る。自分は授業期間中はほとんど外に行かれないので、学生はできれば現地参加してほしいのだが、B4/M1 だと基礎勉強会や授業があってなかなか行きにくいと思うので、このように研究室から参加するのもありかと思った(もちろん、将来的に発表することで還元する前提で)。次はうちの学生の番だと思うのだが、誰も手を挙げてくれていないような……。

お昼からは共同研究のミーティング。ミーティングの回数と時間にはものすごく配慮していただいて、可能な限り最小限にしてもらっていて、大変助かる。こういう風にしていただいている企業の方とは、本当に長くお付き合いしたいと思う。今回は学生の報告が盛りだくさん(M2 x 2 + M1 x 1 + B4 x 1)で、60分で終わらなかったのは嬉しい悲鳴であるが、意味のあるミーティングができていて、いい共同研究になる予感がしている。

ミーティング後、研究室でチュートリアル。3人がそれぞれオライリーの「ヘルシープログラマー」の紹介と、NTCIR(+東ロボ)の紹介、英語の勉強方法の紹介をしてくれる。東北大学の乾・岡崎研で毎週 Tips の共有をしている、というのを聞いてうちでも導入してみたが、こういうのがあるのはいいかなと思う。資料は公開できるものは Slideshare 等で公開してほしいと伝えているのだが、公開されている率はあまり高くない。

ヘルシープログラマ ―プログラミングを楽しく続けるための健康Hack

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夕方は石川研究室(お隣の研究室)の博士論文審査。まだ今のところ2つの組織のやり方しか体験しておらず、これが3組織目であるが、組織によってやり方が様々だなぁ、と思う。NAIST は中間報告(オープン)→公聴会(オープン)→最終審査(クローズド)、という順番だったが、首都大は公開期末評価(オープン)→本審査(クローズド)→公聴会(オープン)という順番のようだ。入試から半年ごとの公開期末評価を含め、首都大に来て初めての最初から最後までの経緯を追った博士論文なので、自分としても感慨深い。社会人博士の方でもあり、どこまで注文をつけていいのか分からないが、限られた時間の中でできそうな範囲のコメントをする。あと一息、しんどいとは思うが完成度を上げてもらえることを期待。