初めての投稿先は本会議

午前中は情報理論の授業。今年は少し内容を変えようかと思ったが、授業内容を変えられるほどの余裕が皆無だったのでスルー。「勉強したいから(あるいは、本を書いているから)授業でこれを取り上げることにした」というのは学部時代によく聞いたセリフなのだが、確かに授業をすると結構勉強になるので、時間的・精神的に余力があればやってみたいとは思うが、保育園の送り迎えがある間は無理かな……。

午後は進捗報告。どの方向を向いてどれくらい進んでいるのか、というのを確認する時間である。時々、進んではいるが向きが違ったり、逆に方向は正しいのに進んでいなかったり、ということがあるので、定期的にチェックする、というわけである。就職活動もだいたい終わりが見えてきたようで、これから再始動、という感じ。

今年度の M2 は在学中に国際会議への投稿まで確実に終わらせていってほしいのだが、松本研のように、原則的に1回目の投稿は本会議のみ(ただし short でもよい)で、本会議に落ちた場合のみワークショップに投稿してもよい、ということにしようと考えているので、残りは COLING、EACL、ACL というところだろうか。このうち、在学中に発表できるのは COLING だけだが……。(最終学年でなければ、経験を積むためにワークショップに投稿、というのもありだが、最終学年の人はもう次がないので、修論の内容相当の研究はワークショップではなく本会議に挑戦してほしい)

夕方は南大沢に移動して国際副専攻委員のお仕事。いろいろ大学の手続き的な話(考え方?)を聞くことができて勉強になるが、「この仕事はどこが担当するべきか」というのがかなり重要だということを実感するにつれ、縦割りだなぁ、という気もする。大きな組織になるとそうせざるをえないし、仕事の量も多いので重複してやるのは無駄だし、と事情はあるのだが、一部の人が両方の委員会に出て連携したりしないといけない、というのは、効率が上がっているのか下がっているのかよく分からない。