ワイシャツを1枚脱げば皆同じ

今日は教職員の健康診断の日。35歳以上40歳未満は胃の X 線検査は任意なのだが、胃腸は弱いので今年は受診予定なのである(2年前にも受けたので、これで来年は受けないつもり)。

40代だと思っていた同僚の教員が50代であることを知ってびっくり。この業界、年齢不詳だな……。と思ったら春田先生 がいらしたり(南大沢の健康診断に出られないので日野に来たらしい)、いろんな分野の人が並んで自分の番を待っている、というのはおもしろい。

お昼の11時半の約束で待っていた受験生が待てど暮らせど来ないので、どうしたのかと思ったら、学生室の方に行っていたらしい。そして、学生室にいた学生たちと歓談していたとか。うちの研究室に来る受験生、「在学生と好きに話していってね」と促しても全然話さず帰る人が多いので、大物である。まあ、こういう「大物」は NAIST にはたくさんいたのだが(笑)

午後は深層学習勉強会。COLING に向けて論文を書いてほしいのだが、まだ誰も原稿をくれていない。COLING は毎回フォーマットが変なので、早めにコンパイルしておいてもらいたいのだが……。

夕方は保育園の保護者会。子どもたちが普段どのように過ごしているか全体にフィードバックしてくれるのだが、うちの娘は自分より年下の子どもたちの面倒をせっせと見ているらしい。自分がそうしてもらったから、だろうなぁ。

娘の通う保育園は異年齢保育で、年齢によるクラス分けはなく、障害児も混ざって全体で1つであり、今風に言えば「インクルーシブ保育(先日「プロフェッショナル仕事の流儀」でも取り上げられていた)」を40年前からやっていて、40年前にやっていた人たちは全員いないのだが、いろいろ経験が蓄積されている感がある。子どもたちを見ていると、小競り合いはあるが激しいケンカはない。保育者の方が「ケンカはダメ」と言うのではなく、「いいぞ、もっとやれー」と言うと、むしろケンカを止めるらしいが、こういうのが嫌な親は血相を変えてクレームをつけるのだろうか。何でもかんでもやらせないのではなく、危なくない程度に見守りつつ、失敗してもいいからやらせてみて、本人が納得すればいいと思うのだけどな。