3年後何をするかは当てずっぽう

午前中は保育園の運営委員会。毎月定例である。

昨日、保育園が企画するイベントの経費支出に関して、保育園の積立金から親の費用負担を軽減したい、という案をどうしても実現したい人がいて、そもそも経営が厳しいので保育料を値上げしようとか、保育者のお給料がこれ以上上げられないとか、そういう話をしている横で、自分(親)たちが使うお金は経費で出す、というのはおかしいんじゃないですか、と意見を述べ、自分の意見が認められたが、自分以外(の親)は全員「出していいんじゃない?」という感じだった。なんか、「税金を無料にしたらいいんじゃない?賛成、賛成ー!」みたいな議論をしているのだが、みんなおかしいと思わないのだろうか?

もっと保育者の待遇を改善した方がいいと思い、結局、子どもと保育者分は保育園から出すので無料、親は減額なしで費用を負担する、という現実的な案で決着。補助金に依存しなければ成り立たない保育園経営は難しいところがあるだろうが、保育者の待遇はもう少しよくできないか、と思っている。

午後は授業資料を作成する。そろそろ今学期は終わりが見えてきたが、紙での配布をなくしたので、土曜日までに用意しないといけないのが若干の負担。来年度以降は楽になることを期待……。

少しだけ学生の研究計画を見てコメントを入れたが、深層学習に関するテーマで3年後にどういう研究をしているか、というのを書くのは実に難しい。3年どころか1年後でも、すでに誰かが全部やってしまっているかもしれないし。自然言語処理関係でこんなに研究サイクルが短い研究分野はなかったと思うのだが、日進月歩の生命科学系の人たちは研究計画書をどのように書いているのだろうか?