卒園のときに初めて職を知る

三連休の最終日は保育園の卒園式である。原則(卒園しない園児・親も)全員参加なのだが、昨年は娘の体調不良で欠席したので、初めての参加。去年は卒園する園児の一人が娘のことをすごくかわいがってくれていたので、行けたらよかったのだが、病気なので仕方ない。

今年度は自分もほぼ毎日保育園の送り迎えをしていることもあり、親の顔と名前は(少なくとも母は)ほぼ一致、園児の顔と名前は女の子は全員一致、男の子は3-4歳の人数が多いところはよくわからないがそれ以外は全員一致、だいぶアウェイ感がなくなった。

卒園する子どもの親が最後にスピーチしたのだが、実は大学教員であるという話を聞いてびっくり。特に文教地区でもなんでもない地域なのだが、本当に教育関係者が多い保育園である(卒園するもう一人の子どもの親は大学職員)。言動から、作家か画家か、なにか自由業ではないかと思っていたのだが、同業者だったとは……。契約するまで職場を書いたり聞いたりされたことはないのに、この率というのは本当に驚きである。

さらに驚いたのは、去年までは神戸の大学で働いていて、去年に転職して名古屋の大学になった、という話で、転職する前は少なくとも週2日くらいは父が送りをしていたと思う(転職してからも週1日くらいは)ので、よくそれだけ送り迎えできたな、と……。共同研究をしている他大学の教員で、やはり職場は名古屋で住まいは東京という話を聞いたことがあったので、いわゆる文系の大学教員は授業や会議のない日は出勤しない人もいるというのは分かるが、いろんな事情があるのだなと思った。

園のあとご飯を食べ、他の園児と遊ぶ娘を見る。自分は娘が3-5歳の女の子たちとよく一緒に遊んでいるのを見かけるのだが、保育園の連絡帳では2-4歳の男の子たちともよく遊んでいるようで、父が見ていると遠慮(?)するのだろうか(汗)4歳以上の男の子たちは、男の子たちだけで活発に動き回って遊ぶので、1歳の娘とは遊ばないのだろうなぁ。女の子たちは、4-5歳でもよく年下の子どもたちの面倒を見てあげているのだけど……。(娘はすでに自分より年下の子の世話を見ているらしい)