MATLAB と Java を見比べお勉強

昨晩から娘の調子が悪いようで、病院に連れていってもらったところ、鼻風邪らしい。子どもの小さいうちはどうしてもこういう突発的な病気があるので、近くに実家があるととても助かる。(それも考えて、近くに住んでいるのだけど……)

午前中は共同研究のミーティング、のはずだったが、企業の方が時間を間違えて、1時間遅れで開始。どうも、いつもは午後に開催しているのだが、自分に合わせて午前中にしてくださったそうで、間違えてしまったそうだ。それは悪いことをした……。1年間で何ができるか分からないが、双方に意義のある研究にしたいものである。

午後は言語処理学会年次大会の発表練習。口頭発表が1件、ポスター発表が4件である。みんなそれなりに発表のスタイルに慣れてきたようで、最初からそこそこちゃんとしたものができていて(この時点では、ポスターがA0縦ではなくA0横で作らなければならないことに誰も気がついていなかった)、安心安心。

進捗報告は最初に5月の NL 研(情報処理学会自然言語処理研究会)に向けた報告が2本。

recursive neural network の実装は MATLAB 版と Java 版があると教えてもらったのだが、サーバにインストールした MATLAB の使い方が分からないそうで、X11 を起動してから ssh -Y でログインして使う方法を教える。MATLAB はサイトライセンスがあるので、(研究室で購入した Mac には)無料でインストールできるのだが、RNN はいかにも計算量がありそうなので、サーバで動かしたほうがいいだろうなぁ。Java 版を Mac で動かそうとすると blas をインストールしないといけなかったり、けっこう手間である。そもそも、動かすのが目的ではなく、実装を見て参考にするのが目的なのだが、なかなか動かすところまですら到達しない(汗)

あと、研究に関するウェブアプリケーションのデモを1件してもらう。裏で使っているデータ、Yutaka Kachi さんが作ったもの、と書かれているので調べてみたら、オープンソースソフトウェア関係の可知さんのようで、自分が Gentoo Linux 開発者だったころにお会いしたことがあったりして、世界は狭いものだと思った。

最後駆け足で M1 の人の進捗報告(こちらは7-9月の NL 研に向けて)が2本。娘の調子が悪いので10分でしてもらったが、せっかく集まっているのに少ししか時間を使えず、申し訳ない。前半の時間をちゃんと区切ったほうがいいのかな……(とはいえ、緊急度が全然違うので、仕方ない気もする)