ときどきは数年先を考える

午前中は共同研究の定例ミーティング。先月までは1時間でお願いしていたが(というか、お忙しいので1時間に収めるようにしましょう、と申し出ていただいていた)、ボリュームがそれに収まらなくなってきたので今回から90分に。内容があって長くなるのは仕方ないというか、むしろ歓迎するべきことである。

午後は研究会。少し NL 研(情報処理学会自然言語処理研究会)の発表練習をしたあと、修士論文の進捗報告を聞く。8/5までに修士論文の中間発表のタイトルを決めないといけないらしいので、内容とタイトルをチェックしたり。この時期何も実験結果がないのはさすがにやばいと思うのだが、とりあえず全員ベースライン相当のものは作れている(タスクは少なくとも決まっている)ので、最低限はクリアできているかな。ベースラインだけでは修士論文にはならないので、そこから新規性のある内容にしていく必要があるが……。

夕方は少し研究相談に乗る。この研究ネタがどうか、という話とはちょっと違い、年単位でどのようにしていけばいいか、という話で、これは確かに難しい。特に学生のうちはあまり年単位で計画して研究してくるわけではないので、学生同士でもアドバイスしにくいだろうし。教員も、サンプル数が少ないのでなかなか「これがベスト」ということも言えないし、たまたま自分はこれでうまくいった、という話も多く、ケースバイケースとしか言いようがないのだが、中期的な目標を立てて研究するのはいいことなので、悩めるうちに悩むといいと思うのだ(動き出したら、なかなか戻れない)。