コメントをメモしなくていいようにする

娘と過ごす週末。外に行こうかと思ったが、結局一日一歩も外に出なかった。春になれば公園に出かけたりもしたいのだが、今は寒いので、外に出る気力がなくなってしまう。

言語処理学会の年次大会のワークショップ原稿を添削する。〆切は2/15らしいので、あと2週間。何人か書くのかと思っていたら、結局1人だけだったので、だいぶ楽である。

こういうのって、一度書けばそこそこ書き方が分かると思うのだけど、最初の1回を書くのは大変。とにかく書くしかない。

口頭発表練習のとき特に思うのだけど、指摘した(ものすごく軽微で、明らかな間違いなので、誰が見ても直すべきな)コメントが直っていないと、精神力を削られる。発表練習のときにコメントするときなんか、その場で直せば数秒だし、直し漏れがないのでよい(サクッと直して保続してくれる学生も、多い)が、その場で直さず時間が経ってしまうと、紙や PDF のように後から確認できない場合、メモしないと忘れてしまうのだ(そして、コメントをメモするのを待つと、人によってはものすごく時間がかかり、本来コメントすべき内容がコメントできなくなることもある)。

言われた通り変えることがコメントを反映するということではなく、自分で考えてベストな改善をするのがコメントを反映するということなのだが、明らかなケアレスミスや変換ミスは誰が見ても直すべきで、気がついているのに直さないのは聴衆に対して失礼ではないかと思う。

そういう事態を防ぐために、今年のポスター発表練習から、縮小印刷してきてもらうことにしたのだけど、これでコメントを見返しやすくなるといいな。今年は間に合わなかったが、口頭発表練習も1/4で人数分印刷してきてもらって、コメントを書いて本人に返すようにしてみよう(松本研でも、スタッフの人数分は発表練習者が用意して配るシステムだったが、それがベストプラクティスなのかもしれない)。