倍率は3倍あればほしい人が取れる

朝から大学院の冬季入試。首都大のシステムデザイン研究科(一般的には学部に相当する単位)では夏季入試がメインで、冬季は定数に足りない人数を合格させるので、夏季と比べるとそんなに大きくないため、実施するほうは楽である。特に情報通信システム学域(一般的には学科に相当する単位)は大学院の筆記試験は数学だけ(英語は TOEIC または TOEFL のスコアを提出)で残りは面接なので、人数が少なければ面接も少ないので、早く終わってくれるのであった。

今回うちの研究室を希望してくれた人が3人いたのだが、毎年情報通信の冬季は外部生を中心に10人前後しか受験生がいないので、かなりの部分はうちの研究室の受験生の選抜をしていただいたような感じではあるが……。

午後は臨時のコース会議。すぐ終わるかと思ったら、そこそこ議題があって1時間ほど。終わったあとも雑談でお話をお伺いしたり。どういうふうに研究室を回されてらっしゃるのか、参考になる。自分の研究室にスタッフは1人(=自分)しかいないので、なにがいいのか試行錯誤しているところなのである。

夕方は研究室の学生のエントリーシート作成に付き合う。自分はそんなにエントリーシートを書いた経験はないのだが(学部時代・修士時代・博士時代それぞれ数社ずつ書いたが)、エントリーシートを書き始めると(正確には「書かないといけない」と思い始めると、筆が全然進まず)気持ちが沈んでいくので、なかなかしんどいというのはよく分かる。

結局〆切が近づいて、どんなのでもいいから出さないと、となって仕方なく書いて出すのであるが、かける時間は結局〆切直前に集中しているので、それなら前々から「書かなきゃ」と思ってダラダラと時間を過ごすのは無駄だと思うのである。ただし、そう分かっているからといって、ほとんどの人は止められないとも思うけど……。

夜は言語処理学会の年次大会の原稿の添削。3往復目だろうか?できれば2週間前から原稿を見られればよかったのだが、今回は1週間前から見ているので、ちょっとギリギリな気もする。