スケールする演習をデザインする

朝出かけるとき車のフロントガラスが凍っていなかったので、今日は暖かいのかな?

午前中はひたすら学内の委員会の仕事。事務書類の英文のチェックをして持っていったのだが、いろいろな経緯でそうなっているものがあったりして、なんとも言えない。こういう仕事は教員がやらないほうがいいのではないかと……。(最終的な連帯責任を教員も負うために、そうなっているのだと思うけど)

検討した結果、生命保険の営業を断ったのだが、今度は学資保険を勧められる。平成48年って存在するのだろうか。こういう表示は西暦のほうがよいのでは……。

今日が〆切のアルゴリズム演習課題の採点。動的計画法、講義では「どういうこと?」という顔の人が多かったが、みんな解けているようで、やっぱり書いてみると理解が進むのかな。自分もM1のとき手動で動的計画法の計算をしてみてようやく理解したしな〜。

午後は大学院のプロジェクト演習。Java 班は Weka を使い、Ruby 班は R を使い、MATLAB 班は Python (scikit-learn)を使うことにしたらしい。Java 班はよいが、残りのグループは(それぞれ R も Python も使ったことがないらしいので)ちゃんとできるのか、ちょっと心配。まあ、やったことがないことに挑戦するのは偉いので、うまくいかなくても勉強になればよいかな。

夕方はメール処理と忘年会の予約。これであと準備しなければならない忘年会は、研究室の忘年会だけである。そっちも、もうさ来週になってしまったので、詳細を詰めないとなぁ。メール処理も、返事をすぐできればいいのだが、すぐできないと課題のメールに埋れてしまって、発掘するのが大変。

夜はアルゴリズム演習課題の採点の続き。ちゃんと考えて書いてくれたアルゴリズムを見るのは楽しいのだが、一見して分からないアルゴリズムで書かれると、理解するのに時間がかかるというジレンマ。正しいかどうかのチェックをしないといけない(正しくなければ再提出を求める)のだが、これって 学生同士でお互いチェックしてもらって、バグを見つけたらボーナスポイントとかいう形で検証してもらったほうがよさそう。今回の演習では、お互い教え合うことに対してインセンティブを与えたのだが、課題の提出と採点が学生と教員の間の1:1に限定されているので、教員がチェックするところがボトルネックになっていて、添削がスケールしないのである。来年への課題がいろいろあるな〜。