講習会を受けても泳げるようにはならない

朝、妻を送って出勤。年内くらいはこの出勤パターンだろうか。

午前中は機械学習の基礎勉強会。最適化の話とか、分布の話とか。単に読んで問題を解くだけなのだが、他にもっといいやり方がないか考え中。スライドにまとめてもらうのは、作る人には勉強になるのだが、聞いている人は記憶に残りにくいし、読むのはその逆だし、一長一短である。

お昼を挟んで水曜日に台風で延期した研究会。進捗報告を2週間おきに設定してみたのだが、みんな研究のだいぶ初期のところで詰まっているようなので、2週間は長すぎるような気がしてきた。夏休みのときのように、全員毎週聞いたほうがいいのかなあ。ただ、自分が学生のときは、毎週進捗が回ってくると大変だと思ったし、あまり定常的な負荷は高めない方がいいので、とりあえず今学期はこれで……。

MATLABのサイトライセンスを受領したのでインストールしようとしたのだが、なぜかソフトウェアがダウンロードできない。インストラクション通りにやっているのだが、出現するはずのダウンロードボタンが出てきていないようだ。ブラウザのせいだろうか。謎……。

午後は教授会。いつも通り学部の教授会が1時間半程度、大学院の教授会が30分程度。今日はそれに連続して「セクハラ・アカハラ研修会」もあったので、そちらにも参加。NAISTにいたときに参加したアカハラ研修会は大変ためになったが、今日の話はそうでもないかな〜(NAISTアカハラ研修会で見たのと同じDVDを見たせいもある)

夕方はプログラムのデバッグを頼まれていたので研究室に行ったのだが、自己解決していたらしい。cat コマンドの -n オプション(-b オプション)を教えたらびっくりしていたが、こういう小ネタは割合多いので、一度Unix講習会的なものを開催したほうがいいんだろうか。ただ、こういうやらないと分からない系のスキルを伝えるには、講習会はかける手間暇の割にお互い得るものが少ないので、実地に使ってもらうのが一番いいのだけど……。

自分のことを思い起こすと、自分は「UNIX コマンドポケットリファレンス」を通読したりして勉強したかなぁ。一度「そういうことができるのか」と知っておけば、細かいやり方が分からなくても検索して見つけることができるので、便利なのである。

UNIXコマンドポケットリファレンス (Pocket reference)

UNIXコマンドポケットリファレンス (Pocket reference)

あとは先輩の隣にずっと坐っていて、なにか操作したら「それってどうやるんですか?」とか質問して教えてもらったりしていたかな。教えるのが好きな人が多かったので、大変ありがたかった記憶がある。あのときのみなさん、いまはどうされているのだろうか。

夜はサーバラックを注文する。いまはサーバをむき出しで置いているのだが、けっこう音が気になるのだ。什器的なものでもあるし、間接経費で支出できると思うのだが、ちょっと確認したほうがいいかな。

コース会議の議事録を作成しているのだが、毎月10ページ弱なのにけっこう時間がかかる。日が経てば経つほど内容を忘れてしまうので、覚えているうちにまとめないといけない。今回からICレコーダーを使おうかと思っていたのに、持参するのを忘れてしまった。録音できているからと油断して、集中して聞かなくなってしまわないとよいのだけど……。