研究室のドアを開けて仕事をする

天気がよかったので、昼に買い物をしに出かけたり。日差しがあると暑いが日が当たらないところは涼しい。1階は過ごしやすいな〜

昼から品川経由で新幹線。最近は東京駅を使っていたのだが、やはり西東京に住んでいたら品川のほうが便利かな……。品川駅でカフェモカを買って新幹線の中で飲もうとしたのだが、着席するとき躓いて全部こぼしてしまった(そういえば、この意味の「こぼす」を両親は「まける」と言うのだが、自分は「まける」とは言わないな)。おしぼりを持ってきてくれる乗務員さんがきれいにしてくれたが、クリームたくさんで申し訳ないことをした……。

名古屋に着いたのは夕方。今年の3月に言語処理学会の年次大会で来たときは manaca という名古屋の IC カードを使っていたが、3月23日以降は全国で IC カードが使えるという話だったので、Suica を試してみたところ、するっと入れた。感動。同じく言語処理学会の年次大会で広島に行ったときも、バスに乗るため Paspy という IC カードを購入してみたのだが、これからは買わなくてもいいんだなぁ。

紹介しようと思ってずっと後回しになっていたが、今年の夏から Johns Hopkins 大学に行った @keiskS くんの生活日記を読み、心中お察しする次第。

少し間が空いてしまいましたが、要点から先に言うと1週間ほど前に3,4日ほど日本の五月病みたいな症状になっておりました。

ようやく色々慣れてきたかな〜と感じた矢先に、自分には荷が重すぎる量&レベルの宿題が出たり、同期のレベルに圧倒されたりと、自分 でもコントロールできないほど、ups and downsによるストレスが掛っていたようです。このままでは研究どころか単位すら取れずに卒業できなんじゃないかという不安から、食欲が湧かず夕食後に 寝室で横になった時に、(不甲斐なさやら何やらから)涙が溢れるのを堪えきれない時もありました。

自分も初めての海外が学部3年生のときのシドニー大学への交換留学で、あまりに英語が通じず泣き濡れて死にたくなったことも一度や二度ではないのだが、そういう経験をくぐり抜けてこそいまがあったと思うし(もう一度やりたくはないけど……)、行ってよかったと思う。上記のエントリからリンクしてくれたぼくは研究ができないも自分で読み返してみたりして、苦しい時期というのは周期的にやってくる(がそれを乗り越えると一つ成長している)ものだと思ったりする。自分も首都大で最初の3カ月を乗り越えて楽しくなった(最初の3カ月は、仕事のプレッシャーやらストレスやらで夫婦喧嘩をときどきした)し、ここが正念場かなぁ。次は3年乗り越えれば、講義資料も出来上がってさらに楽になるはず……。

やはり新しい環境に慣れるには時間がかかるし、きついときこそ実力がついているときだと思うので、東京からエールを送りたい。

関連して自分の過去エントリを検索していたら2008年にも同じようなことを書いていたり。昔から変わっていないのか……。上記エントリ、「研究室のドアを閉じて仕事をすれば、今日も明日も、他の人より多くの仕事ができます。ですが10年かそこらが経つと、自分の仕事に取り組む価値があるかどうかがまったくわからなくなってしまう」という抜き書きがあり、読んだことを忘れていたのでドッキリした。やはり教員室にこもっていてはダメで、もっと学生室や教室に出て行こう。