大学を卒業するために必要なこと

午前中、昼のチュートリアルの予習。この一手間があるかないかで大きく違う。

昼から NLP プログラミングチュートリアル。今日は句構造解析 (CKY) の演習と、識別学習の発展的な話題。句構造解析、自分で書いたら1時間かからなかった (毎週の他の課題と同程度) ので、みんなのコードのデバッグにもそんなに時間はかからないだろう、と思っていたのだが、1時間かかってもデバッグし切れず、断念。なんでうまく行かなかったんだろうな〜。でも、みんな Python にも慣れてきて、ちゃんと書けるようになってきている。

デバッグに時間を使いすぎたそのあおりで機械学習のほうの解説が少し飛ばし気味になってしまった。次の予定が詰まっていて時間が延長できなかったせいもあり、詳しく話せなかったのが残念。参考文献はできるだけ紹介したのだが、来週の復習でもう少し丁寧に話そう。

というわけで、急いで居室に戻る。というのも、自分の居室をミーティング場所に指定していたため、自分がいないとそもそも部屋にすら入れないので……(その割には数分遅刻してしまって申し訳ない) ミーティング自体は2時間時間を確保していたが、スムーズに検討が終わって1時間で終了。ほっとひといき。終了後、情報通信コースの学部生の卒論について雑談でお聞きしたところ、統一されたフォーマットはなく (というか、修論も博論もフォーマットなし)、そもそも学部でも公式には集めていないし、副査もつかず (修論はつく)、研究室の内部で処理される (卒業論文を出さなくても教員は卒業研究の単位を出すことができる) ものらしい。

基本的には2月の卒業研究のポスター発表がオフィシャルな卒業判定に使われるもので、それに内容梗概を2-4ページでつければよい、とのことである。それなら我々の研究室であれば全員言語処理学会年次大会で発表することにして、それに向けて準備してもらえればちょうどよいように思う。(年次大会の発表形式でポスターを希望すれば、ポスターすら使い回せる) まあ、就職予定の人は本人が学会に行きたくないのを無理に発表させるということはないが、大学院進学希望の人は全員年次大会では発表してもらいたいかなぁ。今年は北海道なので、いくら予算を残しておけばいいのか、計算しておかないと……

夕方は学内の委員会。なにか特別な審議が必要で集まる委員会ではなく、毎月定例の会議だったので、ちょっと依頼があっただけで1時間程度で終了。教授会もこれくらいの長さで終わってくれればいいのだが。委員会を欠席するときは基本的に代理の人を立てるとのこと、なるほど、そういうことをしないといけないのか……(逆に言うと都合をどうしてもつけられないときは、どなたかコース内の人にお願いできればなんとかなる、ということか)。