週末ではあるが、国際会議の〆切が来週に迫っているので研究室に顔を出す。
いろいろと悩んだが (もう若手じゃないだろうと思って)、今年も情報科学若手の会に参加することにした。ただし9月15-16日のみ。情報科学若手の会は、2泊3日の合宿形式の研究会で、1人30分くらいの口頭発表と招待講演 (今回はスピーカーが豪華!)、夜は21時から延々「いつみんな寝るの?」と思うくらい夜のセッション (飛び込み発表があったり、三々五々だべったり) が盛り上がるという集まり。自分も昔は午前4時くらいまでがんばっていたが、最近は2時くらいで力尽きている (汗)
参加者はだいたいが学生で、下 (?) は高専から上は社会人までいて、年齢の平均は23-24歳くらいかな。「0x20歳までが若手」というネタがあり、そういう意味では自分は0x22歳なのでちょっちオーバーしているが、気持ちは若手 (笑) まあ、今年は招待講演で矢倉さん (高校1年、昨年未踏採択) の人がいらっしゃるので、さらに下限が更新されそうだが……。
しかし今年は人数を50人に増やした (例年30人程度) のにほぼ定員だそうで、若干名だけ8月24日〆切で追加募集しているそうだ。先着順で定員になり次第閉め切るそうなので、興味のある方はぜひ申し込みされたい。
あと、研究室で[twitter:@i2k] さんの
最後の,そして最大の障壁が根性である.最近,いろいろなところで精神論ばかり書いている気がするが,やはりどの業界でも,勝ち抜くためには,体力,精神力がまず必要である.その上に知的な能力が必要とされる.何か大きなことをやろうとしたときに,すんなりうまくいくはずがない.そのなかで,1つひとつ課題を解決し,前に進んでいく.誰も苦しみを理解せず,安全なところから無責任なことばかり言う.その中で,自分がやるべきことの正しさを信じ,今日やるべきことを淡々とやる.どれだけがっかりしても,また気を取り直して始める.これを支えるのが,体力と強靭な精神力,つまり根性であって,賢い賢くないは二の次である.(p.948)
研究って体力と精神力だ、というのは最近とみに思う。そして、困難を乗り越えて前に進むという意志。論文を書き始めると体調が悪くなって見積もりの1/3のパフォーマンスになっては〆切まで耐えられないし (これは最初から3倍のマージンを取ってスタートすることで回避可能であるが)、ちょっとやって難しいところが見えたらテーマを変える、ということを繰り返していては全然進まない。もっとも、掘り下げてもうまくいかなさそうなところは見切りを付けるのも大事なので、バランス感覚も重要ではあるが……。