研究を進める上でのボトルネックは計算機ではなく人

午前中、カフェで優雅に作業してから出勤したら[twitter:@neubig] さんがいらしていて、自分に用事があったようで失礼してしまった。最近ときどきカフェに寄ってから大学に来るのだが、こういう寄り道ができるのがちょっと離れたところに住む利点だろうか。あとは実習のミーティングを外の喫茶店でやりたいのだが、学期中は M1の人は授業があるし、これは8月の野望 (?) かな〜。

昼、電話を待っていたら結局来なかったので、1時間待ちぼうけ。いや、他のことをしていたので、完全に手持ち無沙汰だったわけではないが、いつかかってくるか分からないと動くに動けず、困ったものである。そもそも部屋で電話を取れればいいのだが、学生室と共用なので長時間電話できないし。フロア内全域届くくらいのコードレス電話機を買うかなぁ……。

午後、受験希望生の応対。最近やたら述語項構造解析に興味があるという学生が多いのだが、何故???ここ5-6年ほど、2年に1人興味がある人が出ればいいくらいだったのだが、今年はすでに両手で数える以上の人が「日本語の述語項構造解析に関心がある」と言っている (実際にやるかどうかは別だが)。突然盛り上がるような研究テーマではないと思うので、不思議な感じ。

海外のインターンシップに行きたい、という話を聞き、ちょっと嬉しくなる。最近は修士でも海外の企業や研究所、大学のインターンシップに行く人も増えてきて、喜ばしい。だいたい「行きたい」と思ってから1年半後くらいに実際に行けるもの (TOEFL のスコアが足りないとか、書類で落ちたりとか、面接をクリアできなかったりとか) なので、早め早めに「行きたい」と思っておくのは大事だと思う。アンテナを張れるようになるしね。

夕方、計算機についていろいろと調べる。メモリ256GBでもそんなに高くないんだなぁ。4年前に始めてメモリ256GBの計算サーバが5台来たときは、めちゃくちゃ広大な空間が出現したように思った記憶があるのだが……。とはいえ、研究室のみなさんに相談すると複数人から「メモリはそんなに必要ない、それより CPU 速いのがたくさんほしい」というフィードバックをいただき、そんなものかと思う。いま松本研でボトルネックになっているのは計算機資源ではなく、研究をする学生のほうかもしれない……(とはいえ、また国際会議論文投稿/修士論文シーズンになったら混雑するのだろうけど)。

明日の夕方から人工知能学会全国大会のために山口に行く予定なのだが、新幹線を予約したつもりで予約しておらず、危ないところだった。新大阪での発券時間を短縮しようと思い、帰りに近鉄新祝園駅で降りてJR祝園駅で発券してもらおうと思いきや、発券に必要なクレジットカードを家に忘れていた。そしていつもと違い、どの電車に乗れば帰れるのか全然分からず (各停が3本続けて来ているような?) 仕方なく各停に乗るも、合計4本の電車に追い越されたりして、本来途中下車していなければ帰れた時間より40分長くかかる。今日はついてないなぁ。