松本研のM1は過密スケジュール

日本語コーパスのデータとまだ格闘している。どうも Windows 7 (64 bit) だとだめなのかと思いきや、作業者さんはファイルが開けているという情報から違う点を一つずつ調べると、どうも ActiveTcl のバージョンが8.5以降 (で文字コードUTF-8 を使っている状況) だとだめらしい。Unicode サポートは新しいバージョンのほうがよくなっているようなのだが、古いほうがいいのか……。新しいバージョンにしかない文字コード関係のコマンドを使っていたところを書き直したりしたら、ようやく安定して使えるようになってきた。

研究室のノートPCを整頓。バッテリが死んでいるノートPCだと、あまり嬉しくないか……。ノートPCもデスクトップも、メモリ2GB以下のものは来年度は廃棄かなぁ (今年はメモリ1GB以下のデスクトップは廃棄)。Windows 7 だとメモリ2GBでもきつい時代だしな〜。(それくらいの時代のPCは Windows XP のまま使ってもらっているのだが)

CJE++ は3人の進捗報告。みんなそれなりに準備してきていて、質疑も活発でよかった。Kevin さんの人徳によるものであろう。複数人の進捗報告も悪くない。進捗は1ヶ月に1回は回ってきたほうがいいと思う。

研究室の全体研究会も同じく3人による進捗報告。うち2人は言語教育勉強会で内容をちょくちょく聞いているので、全部知っていることかと思いきや、知らない話もあったり。勉強会で進捗を聞いていない[twitter:@__yuyay__] くんの話に至っては、最近全然知らなかったので、楽しめた。一歩間違えると、同じ研究室なのに、人工知能学会全国大会で初めて研究内容を知る、というような状況になりかねなかったし……。

研究会後、M1の人たちの新学期の勉強会 (自然言語処理の基礎勉強会と離散数学勉強会) の予定調整。NAISTは4学期制で、4-7月に2学期、10-1月に残りの2学期があるので、6月で学期の時間割が切り替わるのである。今年はあまり夜遅くまで勉強会が開催できない事情があり、昼間の授業の合間を縫ってM1向けの基礎勉強会が開催されているのだが、どうも例年と比べると相当勉強会の進度が遅いようだ。理解しながら先に進むことが大事なので、拙速にしてもよろしくないのだが、そもそも去年まではそれぞれの勉強会に1回3時間以上使えていたのが1時間半しか使えなくなったためであろうということで、2期からは自然言語処理の基礎勉強会、そして離散数学の勉強会のいずれも週2コマ開催となるようだ。

研究が本格的にスタートする夏休み前に基礎の基礎は押さえておいたほうがいいと思うが、平日は毎日9:20から19時までびっちり授業あるいは勉強会が埋まっていて、ちょっとだけ同情する。でも我々も日付を跨いで離散数学の勉強会をしたり、就職活動中も勉強会を続け、終わらなかった部分はM2になってからも周回遅れで続けて終わらせたので、やっぱりちゃんと身につけるべき基礎は一通りやったほうがいいと思うのである。

しかし相当な過密スケジュールだなぁ。(15:00以前の勉強会が入っていない時間は全部なにかしらの授業がある)