みんなでわいわいたこ焼きパーティー

午前5時半からメール処理。朝からセミが鳴いている。西東京のあたりも30年前と比べるとだいぶセミの声も小さくなったような気がする(森や林がだいぶ減った)が、京都に住んでいたときは時間差でアブラゼミクマゼミがわしゃわしゃ鳴いていて、部屋の中にまでときどき入ってきたりしていたのを思い出す。京都は(伏見で宇治川まで数100メートルだったので、まだ京都市中心部よりましだったと思うが)蒸し暑かったなあ。

午前中には自然言語処理の基礎勉強会(Speech and Language Processing: SLP)。これで今学期の基礎勉強会(自然言語処理×1、プログラミング×3、オートマトンと言語理論×1、機械学習×1)は全て終了。お疲れさま! 今年は自分がオートマトンと言語理論の授業をするので勉強会をしたが、SLP の中にもオートマトン形式言語はあるので、来年やるならちゃんとした離散数学全体をカバーするような本のほうがいいかも(あるいはいっそのこと SLP の回数を週2回にする)。

あと、プログラミング関係の基礎勉強会が3つあるのは冗長なので、NLTK の勉強会はなくして、代わりに Python および Unix 環境(コマンドラインの操作やシェルスクリプトの書き方)、あとは読みやすいコードの書き方に関するチュートリアルゴールデンウィーク前に集中的にやったほうがいいように思った。もっとプログラミングの苦手な人がいるかと思いきや、例外なくみんなすぐ書けるようになったというのも大きいが……。

研究室の原則参加の勉強会は新入生でも週20時間を上限としたいので、どう割り振るかという制約付き最適化の問題だが、3年くらいやれば落ち着いてくるのかなと思った(今年が2年目)。

昼休みに論文紹介の内容に関する相談×3件。B4の人たち、この4月から自然言語処理を始めたばかりなのに、ちゃんと読めていて(質問に来るポイントが、他のところがちゃんと分かっていないとできない質問)さすが。紹介しようと思うとかなり読み込むようになるので、新入生の人たちにももっと早いうちから論文紹介をしてもらってもよかったかもしれない。または、最近の論文を紹介するトラックとは別に、古典の論文を紹介するトラックを設けてそちらをやってもらうとか。あるいは、それに加えて担当を1人ではなく2人決め、紹介する人と批判的にコメントする人に分かれてもらい、批判的に読む訓練をしてもよいのかもしれない(後者のような論文紹介の仕方は、妻の研究室でなされているそうだ)。

研究会では1人10分で研究室メンバー全員(10人)にここ2週間の進捗と夏の予定を話してもらう。これまで毎週定例の研究会では1回3〜4人の担当を決めて20〜30分話してもらっていたが、1人少しずつでいいので、全員に話してもらってもいいのかもしれない。この夏に研究室にいる人はデイリー・スクラムスタンドアップ・ミーティング)を毎日やろうかと思うのだが、松本研のように40人メンバーがいると難しくても、10人くらいだったら全員集まって情報を共有することも可能なので、小さい研究室である利点を活用していきたい。

研究会の終了後、大掃除を経て前期のお疲れさま会。今回は、たこ焼き(&ピザ)パーティーを準備してくれた。大掃除班、飲み物買い出し班、食べ物買い出し班などに別れて各自動いてくれたようだ。去年は5人しかいなかったので、こうやって分担してテキパキとできるだけで感慨深く、うるっとくるものがある。ちなみにたこ焼き器は masayu-a さんにいただいたもので、こうやって活躍してくれて嬉しいものである。



1回当たり18個焼けるのだが、4回目に焼くころにはみんなたこ焼きスキルが相当向上していた(笑)楽しかった!またやりたい!!!