1年かけて研究を完成させる

昼から中村研で委託研究ミーティング。いつもはスタッフだけなのだが、今回は直接手を動かす学生の人たちも参加しており、様子が分かってよかった。午前中のミーティングもそうだが、やっぱり時間がかかっても直接実験をしたりしている人にも全体像を共有してもらい、いろいろ (最初はちんぷんかんぷんかもしれないが) なされている議論を聞いたり、話に出てきた論文を読んだりしているうちに、少しずつ学んでいくものだと思う。

そういう意味では、修士で就職してしまう人は、せっかく研究が分かってきて論文も書けるようになったところで卒業になってしまい、もったいないのだが、優秀な人は何をやってもできるものだし、一度研究をとことんやる体験をしてもらいたいと思っている (一つ壁を越えると他の壁も越えやすくなるので)。

午後は研究会。今日で博士後期課程の人の進捗報告は終わり、博士前期課程の人の (修士論文に向けた) 進捗報告が始まる。今年はどうなることやら……。

水曜日に自分のところに来る学生がやたら多いのだが、研究会があるからだろうか? 雑用が1日に集中するので他の日にちょくちょく時間が取られることはないのだが、逆に水曜日はほとんど何もできない……。