穴があったら入りたい

午前中、修士論文の最終審査。そもそも当たっていることを知らず、当たっていることに気がついたのが今週に入ってからで、危ないところだったが、2人だけなので楽かな、と思っていたのが間違いの始まりだった。

いろいろあって、司会で大失敗。2人目の方の発表、S 先生以外見回して質問がないようなので、代わりに2-3件質問していたら (というか、せめて2件目で止めておけばよかったのだが)、3件目で S 先生から「ちょっと、主査の先生を優先してください。これは学会や研究会である以前に修士論文の審査会なので、主査の先生が質問して、残りの時間があったら他の人が質問してもいいですが、あなたは修士論文も事前に読んでいませんし、その資格がないですよね?」と指摘される。全くおっしゃる通りで…… (というか、自分も逆の立場だったら全く同じことを考えていただろうし、修士論文や博士論文の審査の権限がない人が、クリティカルなコメントならともかく、ささいな質問で時間を取るのはどうかと思っている)。そして主査の (別の) S 先生にマイクをお渡しし、2分ほどで時間切れ。あ゛ー

結局その後なんとかなったようだが、万全の体制で発表してもらいたかったのに、大変申し訳ないことを……。

別件で妻から電話がかかってきたので、ちょっと話を聞いてもらった。こういうとき、パートナーがいるというのはありがたい。(そうか、妻が電話をかけてくるのはこういう気持ちのときか、と思ったり……)

13時から [twitter:@inuikentaro] 先生とテレビ会議。先日 (月曜日) NAIST にいらしたとき、時間がなかったので15分くらいしかお話できなかったのだが、ちょっとテレビ会議できませんか、というお話があったのだ。決まった人 (研究室内の人、および共同研究先の人) と研究の話をするのと違い、久しぶりに脳の全体をぶわーっと使ってアドレナリンが分泌された感じ。そういえば、修士のときもこういう感じ、よくあったな、と思い出したり (修士のときは勉強会とミーティングで週何回もお話を聞いていたので)。やっぱりまだまだがんばらないと!と思い、大変勉強と刺激になった1時間であった。

3月で今年度も終わるが、助教になる前「とりあえず助教として2年間働いてからどうするか決めよう」と考えていて、いろいろと思うところはあるのだが、これから中期的 (5年くらい) にどういう生き方をしようか、と最近考える。やっぱり NAIST はいいところだなと思った。4月以降も楽しみだなぁ。(しみじみ)

夜、温泉に行って体重を測ったら、去年の11月にタイに行く前の水準に戻っていた。あーびっくりした……(行く前と行った後で5kg違った)。 しかし NAIST に来た当初はいまからさらに8kg少なかったのだが、けっこう見えないところについているのかな……。