何事も早めに動くと予測しやすい

午前中、家族会議の結果を不動産屋 (ミナージュ) さんに伝える。もう自分は全幅の信頼を寄せているので、この地区で不動産関係の相談があれば、なにがあろうとミナージュさんにお任せするつもりである。もし検索等でこのページに飛んで来られる方がいらして、丹波橋伏見桃山桃山御陵前のエリアで賃貸住宅を探されているのであれば、間違いなくこの不動産屋さんをお勧めする。他の駅前の大手の不動産屋に入りたくなるかもしれないが、それは一時の気の迷いなので、断固としてまずこちらに相談されるとよい。大手の不動産屋に入ると、その日のうちに決めるように急かされ、内諾金を人質 (というか金質?) に取られ、他のところに行くことを妨害されたりするので、お勧めしない。

昼休み、入居申込書をミナージュさんにお送りする。昨日の日記にも書いたが、今日いろいろと分かったこととして、自分が昨日「もう契約しません」と言ったことに腹を立てたのか逆恨みしたのか、自分が交渉中だと伝えたマンション全部に手を回し、架空の入居申込書を作成して仮登録しておくことで、自分の入居申込書が全部ブロックされるように妨害工作をしているそうだ。言われていることが一瞬理解できなかったが、大手だから安心、などということは全くないということだ。

いずれにせよ、手付金を払わない状況では数日以上ブロックすることはできないそうで、2番目希望で申し込んでおけば、ブロックが解除されたら通りますから、ご安心ください、とのこと。ミナージュさんも、大家さんと小町さんの間で禍根を残したり不快な思いを引きずるようことは全くないようするのが私の仕事ですし、不動産業界がこういうところだと思われるのは残念ですが、だいたいの大手はこういうやり口ですし、最初から小町さんのご希望に添った物件を案内しておけばこんな思いをさせることもなかったので、力不足ですみません、とおっしゃるので、ありがたいやらなにやら……

ミナージュさんも、手付金はけっこうです、大手さんと違ってうちは大家さんとの信頼関係でやっていますし、理想論かもしれませんが、意味の分からないお金は一切いただきません、手数料も、お部屋が決まったときだけお支払いいただければよいです、とおっしゃる。また、希望しているマンションも本当に賃貸住宅サービス経由で誰かが申し込んでいて決まってしまっていたとしても、一から仕切り直しましょう、小町さんのご希望に合う物件を必ず探しますので、と励ましてくださり、本当に胸からこみ上げるものがあった。本当にお世話になりっぱなしである。

今回は諸事情によりこの時期にならないと物件を探し始めることができなかったのだが、後ろが詰まっていると不本意な結果になりがちなので、もっと早くから実際に来ていればよかったなぁ。まあ、実際に「もう探し始めないと無理」とタイムアップになって不動産屋ののれんをくぐるまで、伏見桃山地区で探すか、それとも京都御所近辺で探すか、ということ自体決めかねていたので、仕方ないのだが……

夕方、英語の作文誤り訂正ワークショップのキックオフミーティング。それぞれの役割分担を明確にする (責任者をちゃんと決めないと、誰かがやるつもりだとみんなが思っていて、誰もやらない、ということがよくあるので)。本当は BTS を立てたりだとかいろいろとやりたいのだが、とりあえず Wiki で情報共有ができているので、このままでもよいかな……。しかしシステムを統合するのはだいぶ先のことかと思ったら、システムを作って結果を返すまで8週間ほどしかなく、うち1週間は言語処理学会の年次大会でみんないなかったりするし、徹底的なサーベイをしたりする必要はないのは楽であるが、実はかなりタイトな日程ではないかと思い始める。何事も早め早めにやるのがよいのかと思ったりする。