子どもが興味津々になる自然言語処理のアプリケーションはなんだろうか

今日は一般向けのオープンキャンパス。当初学生向けのオープンキャンパスと同じ布陣でやるのかと思いきや、どうやらだいぶ毛色が違うようなので、1時間ごとに1人ずつのシフトを組んで5交代でポスター & デモ。レストラン評判検索のデバッグをしてみたり。これ nozomi-k さんから「まだ使っているんですか?! 新しいのを作ってください!!!」とよく言われるのだが、替わるものもないもので……。今回は Chantokun をデモの柱の一つにしてみたが、松本先生はあまりお気に召さない模様。それは nozomi-k さんの学生生活の全てが詰まったレストラン評判検索と比べてはいけないような……。

今回お隣では インタラクティブメディア設計学研究室 の「仮想立体絵本」の iPad 版のデモが大人気で、お子さんやお母さんお父さん方など、次から次に観客が。それに引き替え自然言語処理は、裏方の技術なのでなかなか……(涙) 

人工知能に受験の試練…10年後の東大合格目標」という記事が読売新聞で出ていて、国立情報学研究所 (NII) の研究者の人たちが次のグランドチャレンジとして取り組んでいるそうだが、述語項構造解析の結果を見せるより、こういうふうなことができるほうがデモとしては受けるんだろうな〜。iPad で操作できる自然言語処理、というのもなにか革新的なことができるかもしれないが……。あと、今年の10月から、[twitter:@hikaruy] さんも NII に移られたので、たとえば国語の試験でちゃんと文脈を見ないと答えが分からないような問題も解けるようになっていくであろう :)

オープンキャンパス終了後、さらに論文の添削x2。そろそろ収束してきただろうか。