問題が自分の中に降りてくるための時間

朝からいろいろと立て込んでいる。

どうやら先週末に居室のプリンタ (EPSON LP-S300N) が壊れたようで、サポートに電話して症状を伝えたら、状況的に基盤の交換になるので、出張の修理代が (税別) 54,190円、送付による修理が (税別) 41,990円 + 送料と言われ、後継機 (EPSON LP-S310N) の新品を Amazon で買ったら (税込み、かつ送料込み) 40,588円 なのに、修理に出すのは馬鹿馬鹿しいが、買ってから1年と3ヶ月しか経っていないのに買い換えるのも……と思って松本先生にお伺いを立てたところ、買ってもよいとのことだったので、早速注文。腰的にはときどきは歩くのがいいのだが、論文の添削をしていると「この1ページだけ印刷したい」という場合、わざわざ行ったり来たりするのが手間なので……

そして9月21-22日の NLP 若手の会の懇親会の人数を確認したり、NICT 見学ツアーの手配をしたり。もう3週間後なのだ。

9月21日は NLP 若手の会開催に合わせて 奈良先端未来開拓コロキウム - 自然言語処理の最前線 というテーマで10:00-12:00にパネルディスカッション予定なので、早めに会場に来ることが可能な方は参加していただけると嬉しい。研究に携わるいろんな立場の若手の方に集まっていただくので、どういう議論になるのか楽しみである (自分としても初めての試みなので、成功するかどうか分からないが)。

国際会議の原稿の直しも継続。投稿するときにけっこう直したはずなのだが、まだまだ修正するところがある。査読のコメントに合わせて修正したところをさらに修正するということもあるが、投稿してから2ヶ月経つと冷静になれるもので、重複する部分を削ったり移動したり (移動するとまた前後のつながりが少し変わるので修正したり)、結局けっこう手を入れることになる。

インターンシップに行っている人たちの仕事の方向性を考えたり。短期間でそこにいないとできないことをする、というのはなかなか難しい。自分はこれまで行く側だったので、頭では分かっていたつもりだったのだが、受け入れ側の方々はいろいろと事前に準備してくださっていたのだなと改めて思う。4週間というのは短いなぁ。いまの日本の体制では4週間を超えるのは厳しいのだろうが……。

今日から id:syou6162 さんが 北京の MSRA でインターンシップを開始するようだが、研究を考えると、やっぱり Microsoft Research (MSR) のように最低10週間、標準12週間、という形でできるのがいいのだろうなぁ。下ごしらえもさることながら、問題が自分の中に降りてくるまでの時間、というのがどうしても必要なんだと思う。