二兎を追った結果

研究活動スタート支援の結果が出ていたようだ(というのは東京出張から帰ってきてから知ったことだけど)。不採択だそうでちょっとショック。

さすがにさきがけは無理でもこちらは通るだろう、と思っていたのだが、さきがけに集中しすぎてしまったか……。(多少「こんなもんだろう」と思ってさきがけの作成に進んでしまった点は反省点)

応募するとき(普通の科研費や学振では存在する)「情報学」という細目が存在せず、「工学」というよく分からない分野で応募しなければならなかった(もしかして「人文学」で出したかもしれないが)ので、そういう状況も勘案する必要があるのだが、本当に今年度は調子がよろしくない。10月上旬に審査結果を開示してくれるそうなので、ボロカスな評価だったらなにかが間違っていたのだろうと思う。

10-11月に科研費若手の募集があるのだが、あまり冒険しないで若手(B)に出すかなー。自分的な問題点は「研究活動スタート支援」は2年間(実質1年半)なので2012年3月に終わってきりがよかったのだが、若手だと2-4年間の申請になってしまうので、2011年度スタートだとしても最短の2年で申請して終わるのが2013年3月なので、ちょっときりが悪い点である。

先日「国以外からお金を取って来れない人は研究者にならないほうがいい」と(実際に講師を辞められた方から)聞いたのではあるが、国からも取って来れない場合は……。

人生山あれば谷あり、しばらく沈思黙考するべし。