NAIST オープンキャンパスまであと3週間

NAISTオープンキャンパスは5月29日だそうで、そろそろ宣伝でもしようかと思う。
http://isw3.naist.jp/IS/PubWG/OpenCampus10/
受験希望の人は悪いことは言わないので一度はNAISTに来てみたほうがいい。思ったより都会だった、という人と、思ったより田舎だった、という人と両方いるのだが、ギャップを抱えたまま入学すると(というかなんとなく失望して来ると)つらいので、卒論・卒研を出してからの数ヶ月、入学したらなにしよう、という妄想に浸って楽しむためには、実物を見ておいた方がいいように思う。進学希望先の教授と話すことは当然ながら大事だが、可能であれば学生室を簡単に見せてもらったり(学生室ではないところが説明会場になっている場合がある)、もし人がいたら学生の人に入ってからの話を聞いてみるとよい。M1の人はちょうどI期の期末試験の前の週末(NAIST は4期制なので、4-5月、6-7月、10-11月、12-1月の4学期ある)なので、もしかするといないかもしれないが、いたらラッキーと思ってM1の最初の2ヶ月はどうでしたか、と質問してみよう。おもしろい話が聞けるはずである(笑) 自分も実はオープンキャンパスに来て松本先生と話し、なおかつ当時M1だった先輩、あとD1だった先輩と話し、NAIST に来ることを決めたクチである。

さて、今日受験希望の学部4年生の人が来訪。どうせGWだし学生もいなかろう、と余裕で11時に研究室に行ってみたのだが、少し早い時間に来ておいたほうがよかったようだ……。いずれにせよ、いろいろとお話できたのでよかった。生駒日記(と自分の Twitter)の読者さんでもあるらしい。

そういうわけでお昼は id:syou6162 さんに声をかけて3人で高山サイエンスプラザへ。いつものお昼どきはかろうじて満席になるくらいだと思うが、今日はGWの合間の2日だったせいか、テーブル1つしか使われていなかった。NAISTの学食が満席で立錐の余地もなさそうだったのと対照的である。

@syou6162 さんも分野外から NAIST に来た人だし、M1 だから入試についても記憶が新しかろう、と思ってお誘いしたのだが、非常によいことを言っていて、かえって自分が勉強させてもらった。Google Summer of Code や未踏(ユース)に出す場合、通らないと無駄というわけではなく、出す前に色んな人にアイデアを聞いたり申請書を添削してもらったりすることで成長できるので、「落ちても絶対得るものがあります」という話。いい話だなぁ。ただ、NAIST に入学する場合、M1 は殺人的に忙しいので、Google Summer of Code に出すのはお勧めしない、とのこと(笑) @sukaratさんのブログの計算理論中間試験なんかを見ると、「ああ、M1のころ確かにこんな感じだった」と懐かしい。少し引用してみると

ここ数日,課題と試験勉強に追われて
リアルに死にかけていました…1時間睡眠を何回か.

勉強しよう!と思うとすぐに研究室に走っていって
なぜか帰るのはめんどくさくなって朝方やっと帰るという不思議現象(´∀`)
研究室が近いというのが逆によろしくないのか…?
(中略)
周りの皆も忙しそうですが,先輩に聞くと
やはりNAISTのM1の忙しさはこのくらいがデフォルトとのこと.

なるほど,苦しいのは私だけじゃないんだと思うと
夜な夜な頑張ってやろうという気にもなりますな☆
(中略)
こんなに充実した毎日が送れるのも,NAISTに来られたおかげかなぁと思います.

とにかくM1のときは忙しかった記憶しかない(その割にはずっと「生駒日記」はつけていたが、なにか書くのは頭のリフレッシュに最適なのである。つまり忙しいときほど書いた方がよいのだ)。

あと@jmizuno くんが東北大に帰れず居残りを言い渡されたようなので、未踏の話を聞いたり。彼もいいことを言っていた。「3回や4回落ちてもいいし、何回か落ちるもの。落ちてもいいから、朝鮮することが大事。同じ人に見られると恥ずかしいとか思っていてはだめ。多少厚顔無恥になりましょう」という話をしていた。研究費の申請でも論文投稿でも同じだけど、落ちることに必要以上に臆病になって行動しないのはよくない。クオリティを上げるためにあえて見送るのはよいことだと思うが、出すためにスパートをかけるということもあるし、バランス感覚を養うことが重要だと思う。

東北大学の乾研究室の話を聞いたりなど。よくよく見ると勉強会の紹介ページが増えている(松本研のページのコピペも多いが、そのうち少しずつ変わって行くのだろう)。

東北と言えば、7月のNL研(情報処理学会自然言語処理研究会)は東北大学でやるそうだ。実は東北大学には一度も行ったことないので、7月のNL研は行ってみようかな? 7月22-23日の予定。

NL研で思い出したが、 5月のNL研のプログラムが出ていて@smlyくんの発表が1件あって、聞きに行ってあげたいのは山々なのだが、5月27-28日開催という日程はオープンキャンパス直前で忙しいので5月はちょっとパス。@smly くんの話、実験もしっかりしているし、話もクリアになってきたので、自分的にはおもしろい内容だと思うのだけど、他の人もおもしろいと思ってくれるといいなぁ。