東北大学乾研究室のページ

すでに奈良先端大の @yotarow くんのページや naoya-i くんのページも転送されるようになったみたいだが、東北大学乾研究室のページができている(解説しておくと、乾先生は今年の2月末まで奈良先端大の自然言語処理学講座で准教授をしていて、3月から東北大学で教授に栄転して、4月から新しく自然言語処理の研究室を立ち上げる準備をしていた)。「研究発表一覧」を見ると @yotarow くんが ACL (自然言語処理でトップの国際会議)に通ったということが書いてあるので、すごいなぁと思う。

本人は「ショートペーパーだけど」と謙遜していたが、そもそも博士論文を書くのと同時並行で新しい実験をして、英語で論文を書いて国際会議に投稿し、さらにその日本語版を論文誌に投稿してこれもアクセプト、というだけで信じがたいくらいの努力が必要なのだと思うし(自分は無理だと思って断念した)、東北大学乾研究室にこういう優れた人が助教で赴任したというのはすばらしいことである。あと今年3月に松本研で博士号を取得した同期では manab-ki くんが東工大杉山研にポスドクで赴任した。東京生活どうだろうか。自分は東京生活はもう20年やったからいいや、と思っているのだが……

ついでに乾研の構成員についても書いておくと、@yotarow くんと naoya-i くん以外には奈良先端大松本研からは @underspecified さん(eric-n さん)と@jmizunoくんが新研究室立ち上げについて行き、いまもウェブサーバの立ち上げやらなにやら忙しくしているらしい。

自分はそういう雑用ないはずなのに忙しいのはなんで……。今日は仕事しようとメールを開いたのだが、結局学生さんの相談を4件受けていたら日付が変わる時間に。嬉しい悲鳴である。いやー、いくら時間あっても足りないのかもなぁ、と思ったり。Twitter でそんなことをつぶやいたらみなさんから「教員1年目にみんなが通る道ですね」と励ましていただいた。Twitter やっているとときどきありがたさが身にしみる(Twitter も移動中に iPhone から投稿したりするだけだけど……ちなみに日記はご飯 or おやつを食べながら書いている)。

日付をまたいで明日〆切の国際会議([http://www.coling-2010.org/:title=COLING]@北京)の原稿のチェック(2往復目)。今年は論文書けるのだろうか心配になってきた。