後悔すれども反省せず、反省すれども学習せず

6時から学部時代に出会った人たちの同窓会的なもの。相談員というのは大学でコンピュータの使い方が分からない人に使い方を教えてあげたり、なにかトラブルがあったときに解決してあげる仕事なのだが、この相談員組織の運営に尽力してくださった先生が退官されるというので、それなら退職祝い(?)をしましょうか、ということで行きがかり上自分が幹事を務めていたので、遅れるわけにはいかないのであった。ちなみにこうした集まりはときどき開いていて、日記を遡ってみると、去年にも「俺のおでん」という店に行ったし、前回無反省会と呼ばれた集まりは2007年だったようである。

ちなみに「無反省会」というのは以前 Team Sodan (@hikita, @shnsk, @gyoshiki)な方々が ACM-ICPC というプログラミングコンテストの反省会を開いていたときに「後悔すれども反省せず」と言いながら「無反省会」と名乗っていたので、それを拝借しているものである。ICPC に参加している林さんたちを見てオープンソース活動に興味を持ったという話は前に書いたことがあるが、そう思うと相談員になっていなかったらいまのような生活はしていないだろうな……

はてさて、今回の無反省会の場所は @wm3シンガポール料理をリクエストしたので海南鶏飯食堂2 恵比寿店。人数が予想以上に増えたりして店の変更を検討したりしたのだが、電話でのやりとりでとても気持ちよくお話できたので、ここに決めた。結局当初予定していた16人が22人に拡大し、思った以上に盛り上がりを見せる。

盛り上がるのは結構なことだが、たぶん先生方も誰が誰だか名前と顔が一致しないと思うので、チェキ

FUJIFILM instax mini7S チェキ ホワイト INIS MINI 7S WT

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とフィルム、ペンとアルバム台紙を用意して、みなさんに写真と名前、一言メッセージを書いていただく。主賓の @kojiando 先生がいつまで経っても来ないのでおかしいなと思っていたら、時間の変更が先生にだけ行っていなかった罠(先生に寄せ書きを作っていることが分からないように、先生だけ除いてメールを送っていたのだった)。大変申し訳ない。

着席ではあったが適宜席の移動もあり、宴もたけなわそれぞれ自己紹介(相談員を7年間もしていた自分は大体全員の顔と名前が一致するのだが、一番上から一番下まで恐らく20歳くらい違うので、お互い知らない人は知らない)と近況報告。みんなそれぞれ違う道は歩んでいるが、どこかしら相談員をしていたころと変わらない仕事をしていたり。

幹事としては、機材の準備が間に合わないかと奈良で前日不安になったが、なんとかなった。そもそも一番遠い奈良にいる自分が幹事をしないほうがよかったような気がする。という話を妻にしたら、「あなた3年前も同じこと言っていたよ。結論も同じだった」と教えてもらう。人間学ばないものである。ポジティブに考えると、確かに準備は時間もかかるし面倒くさいのに感謝もほとんどされないし、割に合わない仕事ではあるのだが、こうやって人と人を結びつけるのは何物にも代え難い魅力(自分が仕切るんじゃなかった、と後悔するのだが、同時に会自体ははやってよかった、と思う)があるのも事実であり、誰かがやらなければチャンスが流れてしまうと思うと、少しくらいの苦労は自分が引き受けていいかな、とも思うのであった。

また今度も無反省会でお会いしましょう!