近くて遠い大学

今日で近大の非常勤講師は終了。みなさんお疲れさまでした。

打ち上げで最近の私大事情についていろいろ伺う。基本的には最高学府はバカだらけに書いてあることと同じ、というか、本当に同じだったんだ、という感じでなんともいえないが、そういうことであった……。

印象的だったのは、最近の子どもたち(平成生まれ)は学校の宿題を塾に持って行ってそこで答えを教えてもらうのが普通として育ってきてしまっているので、問題が目の前に来たら誰か(= 先生)に答えを聞いて教えてもらうのが当然だと思っていて、それ以外の解答方法を知らない、ということ。もっとも、「レベルの高い」学校はそうではないかもしれないが、良くも悪くも平均的な(今の日本を支えているであろう、もしくはこれからの日本を支えるであろう)日本人はそうだろう、と。インターネットで検索してコピペするほうがまだ意欲があってよい、って、いったいどういう……。

自分の感触的には近大の学生さんたちはみんな真面目でしっかり勉強もしているし、基礎学力が足りない(これは別にどの大学の人でもそうだと思う。日本語が書けない大学生が多い)のは仕方ないが、偉いなぁ、と思っていたのだが、なんとも言えないなー

いろいろあったがいい経験になった。来年の学生(3年生)からたぶん平成生まれになるのだが、どうなんだろうなー