午前中は明大高木研の方々の研究相談に乗る。M1 らしいがしっかり研究をしていてすごい。そもそも大学院に進学する学生が3割程度かつ留学生が過半数だそうで、進学率が低く留学生が多いというのは、うちだと博士後期課程がそんな感じ。うちの研究室は学生数が多いので、学生だけでもそこそこ議論したりなんだりできるのだが、ほとんど相談できる人がいなくても、これだけ独力でできるというのがすごい。うちは査読付き国際会議に投稿するまでは補助輪(メンター)付きなので、システマティックに誰でも書けるようになるメリットはあるが、自分でガンガン進められる人には若干合っていない(両方を同時に対応させようとすると、どちらを選択すればいいかという問題が発生するので、どれも欠点がある)。
東京に戻ってくるまでこちらの私大理工系はあまりよく知らなかったが(東京にいたときは人文系だったので)、東京では法政と明治は学生が主体的にすごくがんばっているイメージ(早稲田と慶応になるともう少し研究室の影響力が強いような)。研究的にそれがいいのかどうかは分からない(研究はかなり積み重ねがあり、査読に耐えうる研究になるかどうかは、研究室としての蓄積というか粘り強さも関係していると最近感じる)が、開発的には明らかにこれはよいと思う。
午後は国語研に移動して相談を受けたり共同研究のミーティングに出たり。国語研は直線距離では近いので、もう少し協力できればといつも思っているのだが、移動時間は車で40分弱、公共交通機関を使うと1時間かかるので、そんなに近くではない。うちの研究室からアルバイトを毎年1-2人出していて、もう少し近いと頼みやすいのだけど(特に学生の立場からすると、車では来ないだろうから、たまたま立川が近い人でないと、来にくい)。