雨の徳島

この週末は母方の実家に帰ることにしていたので、9時に家を出て大阪経由で徳島へ。

Web 予約で高速バスを取っていたのだが、南海なんば発だというのをよく理解していなくてなんばの OCAT のバスターミナルに行ったら「ここ発ではありません」と言われて20分程度右往左往する。ちゃんと調べておくべきだった。

11時発のバスに乗って2時に徳島に着く。一休みしてゆうちゃんに連絡しようとすると、偶然通りがかったゆうちゃん夫妻と合流できた。眉山観光か徳島城址観光しようかと思ったのだが、少し雨が降っていたのと、ゆうちゃんたちは30分歩いて徳島駅まで来たそうなので、喫茶店で休むことに。

結婚式のアルバムなど見せつつ、奥さんが日本の結婚式に興味津々だそうで、ゆうちゃんに通訳してもらって日本と台湾相互の結婚式について情報交換。一番おもしろかったのは、台湾の挙式の指輪交換のとき、新婦は最初指を曲げて指輪入れるのを拒否しないといけないそうだ。簡単には言うこと聞きませんよ、ということを表現しているのかな? あと台湾では男性は左手に、女性は右手に指輪をするらしい。

徳島駅前にはそごうがあるのだが、そごう以外の商店街の店はどんどん潰れているらしい。確かに県庁所在地なのに駅がこれくらいの規模だとすると、過疎化もやむなし、という感じである。

徳島から鳴門への移動は列車で。ここは電車が通っていなくて、2両編成の単線の路線である。この列車に初めて乗った記憶があるのは、高校1年生のとき将棋の全国大会がたまたま徳島開催だったので、ついでに帰省しようかと徳島から鳴門に来たときなのだか、そのときは夜中で乗り継ぎの便が悪かったので、途中の駅で1時間近く待たされた記憶がある。

鳴門に着くとおじさんおばさんが車で迎えに来てくれたので、乗せてもらって移動。鳴門公園に連れてきてくれたので、少しだけ下りてうずしおを見たり。前回鳴門に来たとき弟たちと父母と「うずしおの道」という徳島と淡路島を結ぶ橋の中を通っている遊歩道を通って見たことがあるのだが、今度来るときは遊覧船に乗って間近で見てみたいものである。ちなみにその前に来たのは2003年のことだったようだ。自分でもいつ来たのかこういう Web 日記がないと忘れている……。

夜はルネッサンスリゾートナルトというところに宿を取ってもらっていたので、そこに送ってもらっておじさんおばさんたちと4人で食事。おじさんは糖尿病で透析中らしいのでほとんど口にしていなかったが、海の幸を堪能させてもらう。アワビなんて食べたの初めて。しかし1個で7,000円というのは高いのか安いのか相場が分からない。磯のにおいがしておいしかったけど……。

ホテルは満席だったところをコネで空けてもらったそうなのだが、新館の最上階ですごく見晴らしがいい。天然温泉が出るそうなので温泉で温まって(アルコールが回って)ぐっすり眠る。