Mother’s Day

徹夜で片付けしたりしてなんとか部屋を整頓。午後9時関空発の便に乗るので、午後5時くらいに yotaro-w くんの車で北生駒まで送ってもらう。

少し乗る電車を間違えたらしく、着いたのは出発1時間半くらい前だったので焦ったが、なんとかなった。修学旅行の高校生が大量にいてびっくりした。徳島市立高校と書いてあったが……(うちの母は鳴門高校出身)。eTicket で「ビジネスクラスですかエコノミークラスですか」と聞かれて、自分で取っていないので分かりません、と答えたら、PREMIUM という席で予約されていて、さすが太っ腹! と少し期待したが、普通のエコノミークラスであった。まあ、そうだよな……。

あと、手荷物の中にはさみを入れていたのをてっきり忘れていて、初めて手荷物検査で引っかかる。恥。

搭乗して8時間乗ってホノルル。直行便がないので不便。成田からにすればよかったかとちょっと後悔。ノースウェスト航空なのだが、可もなく不可もなく。お酒飲んで寝ようかと思ったが、アルコールは有料だったのでやめといた。半徹夜だったのでなにもしなくても爆睡だったけど……。乗務員の人が割とみなさん年齢高めだったので、なにかあったときには安心感はあった。

さて、ホノルルに着くとアメリカなので、入国審査で「なんで私企業が学生のあなたを働かせるのか」とか、「自然言語処理で対象にする言語は何語か、英語なのか日本語なのか」とか、けっこう根掘り葉掘り聞かれる。大阪の総領事館では聞いているのだかいないのだか分からないくらい微妙な感じであったが、今回はちょっと適当に答えると納得してくれなさそうなので(根掘り葉掘り度が違う)、かなり説明した。はあはあ。

汗をかいているのは説明に手間取ったせいかと思ったが、実はホノルルがそもそも25度らしい。暑い。乗り換えまで4時間あったのだが、歩き回る気力がなかったので椅子に座ってぼーっとする。外に出ると風が気持ちいい。思えば初のアメリカなのだが、物価が高いかなと思うくらいであとは普通。

シアトル行きの飛行機を待っているロビーでは逆に冷房が効きすぎで風邪を引きそうだった。ホノルルからシアトルはよくよく考えると国内線で、気持ち的には奈良から東京に帰りますよみたいな感じの人も多い。待合室で「母の日おめでとう、シアトルに着くころには夜になっているからいま電話するわ」なんて電話をしている人が何人かいて、母の日が根づいているのだなあと新鮮な感じになる。シアトルで降りるときも、機長さんが「母の日おめでとう」と言っていた。自分も出かける前母に手紙してきたが、普通の手紙だったので、ちゃんとカードとか送ればよかったかな、と思った。

シアトルでは Baggage Claim がなぜか遅れまくって1時間くらい待たされる……。そもそも着いたの午後9時半なのに ;-( ちなみにシアトルはアメリカ西海岸で、カナダとの国境のあたり。かなり北。

タクシーでアパートの鍵のある管理会社まで届けてもらう。$40。eric-n さんが初めて NAIST に来たとき関西空港から NAIST までタクシー使ってものすごい額を取られたらしく、もしかして遠かったらどうしよう(カードで払えるかな)とびくびくしていたのだが、常識的な範囲でよかった。シアトル空港も町の中心からは少し離れているらしいが、これくらいなら近いな。