文系か?理系か?

女性博士の生き方:大人の進路教室経由で「研究」を仕事にしますか?という Podcast を知る。

孫引きだけど

「研究を仕事にしたい」という学生がたくさんいます。でも授業料を出して大学でする学問と、仕事として研究をすることは、どうちがうのでしょうか? 藤井由紀子さん(32歳)は、理系の研究者として食品会社に勤務していました。しかし、研究生活と育児や家事との両立を考え、思い切った転職をします。「これから研究を仕事にしようか、どうしようか」、「研究をするにしても大学に残るか、民間か」と迷っている人にも、ぜひ聴いてほしい回です。

ということで、聴いてみておもしろかったので、過去・現在・未来に大学院生のみなさんはぜひ。研究する(たとえば国際会議に論文を投稿する)ときの「産みの苦しみ」や、それから逃げたくなる(他にやりたいこともある)みたいな赤裸々な話。こちらのページも参照されたい。

結局現在は弁理士をされているそうだが、弁理士というのもやりがいありそうである。

と、以前言語モデルのトレーニング方法、かな漢字変換方法、言語モデルのトレーニング装置、かな漢字変換装置、コンピュータプログラムおよびコンピュータ読み取り可能な記録媒体というのを読んで思った。ちなみにこれは

統計的言語モデルに基づいたかな漢字変換システムでは、実世界において各語が生起する確率が指定されなければならない。しかしながら、各語が生起する確率を知りようがないユーザにとっては、辞書に対して確率を指定することは不可能である。このため、語に対して表記、読み、品詞が指定されていても、実世界における確率が指定されていなければ、変換処理を行うことができないという問題があった。

(中略)

これは、特にサイズの小さい統計的言語モデルに有効である。統計的言語モデルのサイズを小さくするということは、即ち変換精度を落とすことを意味する。そこで、本発明を適用することにより、基本語ではない語を品詞IDを使用して変換できるので、変換精度を高く保つことができる。

という話なのだが、論文書くのとこういう特許文書くのは全然必要とされる頭が違いそうである。こういうことをする人も必要なのだろうが、論文書くほうがいいな……。