東京○○

午前中は神保町の国立情報学研究所自然言語処理研究会に出る。ここに来るのは初めてなのだが、学士会館如水会館とこんなに近いのか(50mくらい?)。学士会は旧帝大の卒業生のみが入れるフリーメーソン会員組織で、たぶん普通の人は使わないと思うのだが、結婚式の費用が安いので使う人もいるらしい(どちらかが卒業生なら使えたと思う)。一方の如水会一橋大学の卒業生の会員組織で、学士会館に対抗して如水会館なんてものを建て、弟の話ではなにかと東大に対抗意識を燃やしているとか。国立情報学研究所の建物はその如水会館の隣である。

発表はけっこうおもしろく、まだ聞きたかったのだが、午前中全部聞いていると次の用事に間に合わないので途中で中座。

神保町からは電車1本なのだが、途中 junta-m くんと tomohiro-s くんと合流。いや、示し合わせたわけではないのだが、なんで同じ電車の同じ車両に乗るのかな……

4大学くらいの人が合流して研究所見学に行くはずだったのだが、まだ集合時間に少しあったので油断して3人で腹ごしらえなどしていると、少し遅れてしまいみなさん先に行かれてしまう。すぐ追い着いたけど、遅れて申し訳ない。

午後1時から6時半まで研究・開発紹介とか研究所内見学とか。研究所の雰囲気が分かってよかった。これまでいくつか企業の研究所見たけど、情報系の基礎研究所だったらどこもあまり変わらないかな。社員の人が楽しそうに仕事しているかどうかとか、待遇(場所とかお給料とか)みたいな部分はさまざまだけど……。

懇親会が6時半からあって、9時には終わるのかなと思ったら10時くらいまでやっていた。「同じ大学の人は隣り合って坐らない」とか言っていたので盛り上がったからかもしれない。せっかくこういう場所に来ているのに知り合いの隣に真っ先に坐ろうとするのはもったいない。席のスワッピングも頻繁に起こっていたし、なかなか活発であった。(not 社会人)学生の中では一番学年が上だったと思うが、高専出身でいま大学3年生って人たちなんかはまだ21歳とかなんだとかいう話で、宇津呂さん(注:前自分の研究室で助手をしていた人でいまは筑波大学で准教授をしている。今回は研究所見学の学生の引率で来ていた)たちは「この子たち目の輝きが違う」と喜んでいた(笑)

帰りは電車が途中まで同じだったので研究所の人と話しつつ帰る。とりあえずインターンかなあー。そういえば atsush-f さんも知っていたが今年も南カリフォルニア大学の自然言語処理インターンシップの募集が出ている。自分は M1 のときに出したが不採用であった(M2 のときは Microsoft Research に出してめでたく行けた)。これ大学のインターンシップだけどお給料ももらえるので、興味ある人はどうぞー。あ、いま見たら2005年ここでインターンシップしていた Hao Zhang って自分と同時期に MSR でインターンしていた。(ロチェスター大学の Dan Gildea のところの学生) こんなところでもやっていたのか……。