sudo と su

最近のディストリビューションでは root のパスワードが設定されていないことが多く、それが推奨されているそうだが、root のパスワードは設定した方がよいと思う。簡単にシングルユーザモードになれてしまうとかファイルにかけたセキュリティが意味なくなるとかいろいろあるが、自分がよくはまるのは、sudo は /var の下が読み書きできないと動かないのである(タイムスタンプが狂っていても動かなかったかも)。sudo だと手も足も出なくなるケースいくつかあるが、一番よく遭遇するのはこれなので、万一のときのために設定しておいては、と思うのであった。

ちなみに sudo su より sudo -s を推奨する人もいるようだが、su と su - は違う(前者は環境変数を引き継ぐが後者は引き継がない)ので、明示的に - をつけるかつけないか区別するために、環境変数同じのを使いたいときは sudo su、完全にまっさらな root 環境ほしい場合は sudo su - とするのが自分的ベストプラクティス。