多言語環境

OOo ja ユーザ会の bluedwarf さんが openoffice-bin の日本語版を Gentoo向けにサポートしてくれるらしいので、(nakano さんがコードまで何種類か書いているのに半年近く放置されている)を久しぶりにつついてみたのだが、あまり芳しくない。

一応 openofficeGentoo でのパッケージ自体は LANGUAGE という環境変数を見て日本語版・英語版などをビルドし分けるのだが、たとえば KDE では LINGUASという環境変数を見るし、openoffice-bin というバイナリパッケージでは英語版以外ない(あと opera も)し、ということで、Gentoo のシステムワイドでこのあたりを統一的に扱えるようにしたいのだが、どうもあまり必要性を感じてくれない模様。(必要だと思う人は必要だと言うが、そうでない人は全然分からない)

多言語環境なんて、英語でじゅうぶんな人にはどうでもいいことなんだろうなあ、とがっくりきた。Gentoo は日本で使う人のように、英語以外で使う人もどんどん増えてきているけど、たとえばベトナム語サポートはまだ不十分だったり、そもそもアラビア語の ttf のようにパッケージになっていないものもあるし、まだまだ英語ユーザ中心なんだろうな、と思う。本家フォーラムって便利! という声や、本家のドキュメントは充実しているので Gentoo は好感が持てる、とかいう声はよく聞くのだけれど、英語以外も盛り上がってほしいところ。